第四十三話
どうも最近いつか分からない内に顔を切ってた朝廷です。
何で切ったのか皆目見当がつかないんですよね。
そんな事は置いといて第四十三話スタートです。
「えーっと……ギルドのクエストを見て来たんですけど……」
さて、いきなり突撃してきたこの女性は誰だろう……
「クエスト?こんなところにクエストなんて。もっとましな嘘をつきなさい……って待ってその依頼主アサルトって奴じゃない?」
「はい。そうですけど……というか会議に代理で出席してくれっていうクエストで、来たんですけど……」
そう伝えると、目の前の女性の顔がみるみる内に赤くなっていき、頭をかきむしる。
「なんなのあいつ!やっぱり来ないじゃないの!今回は来るとか言っておいて!」
「えっと……」
「大体あんたもあんたよ!何でこんな怪しそうなクエストなんて受けたのよ!」
困ったなぁ……全然話にならないぞ……
そう俺が困っていると奥から二人の男性と一人の女性が歩いてきた。
「まぁまぁその子だって困ってるし、一旦落ち着きなよリュカ。」
「そうは言っても落ち着ける訳無いでしょポーラ!あいつが来ないで何回目よ!」
「でもあいつはそういう奴なのは分かってるじゃないかリュカ……」
「諦めろリュカ。」
「カイにシャムザも!」
「えーっと?」
本当にどうしよう……俺こういうの苦手何だよね……
【それにしても……】
【どうしました?マスター?】
【いや。この人達の名前何処かで見たことがあるんだよね。】
「あっと自己紹介がまだだったね私はポーラ。よろしくね。」
「はい。よろしくお願いします。」
「俺はカイよろしくな。」
「シャムザだ。よろしくな【炎帝】。」
「えぇ。よろしくお願いします【白狼】さん【神速】さん。」
そうだ思い出した。俺はこの人達の名前を設定集で見かけたんだった。
【白狼】のカイ【神速】のシャムザ【双杖】のポーラ【神壁】のリュカ【不動】のアサルト。
この5人が王都にいる白5人衆って話だった。
「ほぅ。俺達の事を知ってるのか【炎帝】」
「えぇまぁ。俺が超えるべき存在なので。それから俺の名前はアレンです。」
「ふっ。これはすまなかったよろしくなアレン。」
そんな会話をしていると後ろの面々がざわつく。
「あのシャムザが私達以外を名前で呼んだ……」
「いつもなら二つ名かお前呼ばわりのシャムザが……」
しかしその中でも一人の女性……リュカが突っかかって来た。
「どういう事よシャムザ!私の事を名前で呼ぶようになったのも最近じゃない!それなのに何ぽっと出の奴が何で最初から名前を呼ばれているの!?」
「いやそれはだな……」
おおっと今度はここが喧嘩か?
【何でしょうマスター。何か白ランクのイメージが崩れてくというか……】
言わないで!俺もちょっと思ってたから!
そう思っているとポーラさんが近付いてきてこっそり耳打ちしてきた。
「ごめんねアレン君。いきなりクエストに来たらこんな風になっちゃって……」
「いや大丈夫ですけど……何かイメージが崩れたというか……」
「ふふっ。確かにこれを見たら崩れても仕方がないか。それと何でシャムザがリュカの事を名前で呼ばなかったかって言うとね……」
おっそれは気になるやつだな
「実はシャムザがリュカに一目惚れしちゃって」
ん?
「そこからシャムザが恥ずかしがって名前を呼ぶのも時間がかかっちゃったの。」
ええー……
やっぱり理想と現実って違うんだなぁ……
そして二人の言い争いが終わったと思うとリュカさんがこっちにツカツカと歩いてきた
「あんた!私と戦いなさい!」
へ?
周りを見てみるとカイさんとポーラさんは額に手を当てて何だろうやっぱりか……と言いたそうな顔をしている。
シャムザさんはひたすらに頭を下げている。
「それでどうなの!?やるの?やらないの!」
リュカさんはこっちに怒った様な顔を向けてくる。
白ランクとの決闘っていうのはやっぱり怖い……だけど
【マスターと私が揃えば無敵です。】
「えぇ受けます。」
「へぇ受けるんだ。後からやっぱなしってのはダメだからね。」
「そんな事しませんよ。と言うかリュカさんも棄権とかは辞めて下さいね。」
「……何ですって?」
「だって『俺達』無敵ですし。」
そう言うと他の皆さんは腹を抱えて笑っている。
「良いね。良い啖呵を切ったね。」
「最高だよ。アレン君。」
「まさか黒ランクにここまでリュカに喧嘩を売れる奴がいたとは……」
リュカさんの顔はまるで漫画のごとく真っ赤に染まっていく。
「あーもう本っ当に頭にきた!本気の本気で決闘よ!」
さてこうしてリュカさんとの決闘が決まったけども……勝てるかな?
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