第三十七話
どうも首を寝違えた朝廷です。
それでは第三十七話スタートです。
奴も攻撃を仕掛けてくる。
俺はそれを避けながらいつスキルを使うか頭の中でシミュレーションする。
と、それをしながら逃げる。
後ろからは色々な光線何かが飛んでくる熱だけが感じられる。
俺はいきなり止まりセンの脚の裏側に行く。
そして膝の裏の所に
「【豪刀流:破断】」
という【豪刀流】の技を叩き込む。
「GyyyyyyyyAAAA!」
痛みがはしったみたいで動きが止まる。
よし今のうちに
【我等が鬼の王である鬼神よ。
我あなた様の末裔なり。
今一度この末裔に力を貸したまえ
鬼神化】
俺の体の周りに赤い雷が走る。
体の色も元々は綺麗な赤色だったがどんどんまるで血の色の様な赤色に変わっていく。
額にある角も元の長さより長くなっていく。それだけでなく色も赤色から白い角に変わっていく。
体の大きさも2倍位になり、筋骨隆々になる。
そんな今のステータスは
名前クローズ
種族豪鬼(末裔)【鬼神化】
職業侍
ステータス
LV48
HP1
MP0
STR428(+160)
VIT351(+130)
DEX0
AGI150(+40)
INT0
LUK120
STRの値が装備分も足して500を越えた。
これなら、更に
「【限界突破】【溜める】【溜める】【溜める】【捨て身】【破滅】【狂化】」
そう言った途端に体が言うことを聞かなくなったちなみに上昇分のステータスは全てSTRに入れた。
つまり428×27倍=11556
更に【溜める】で攻撃のダメージ上がってる。
勝負だセン!
「グルォォォォォ!!」
「GyAAAA!」
その時白い閃光と赤い雷が衝突した。
その光は世界を揺るがした。
あるところでは信仰されてた神が起き
あるところでは龍が生まれた
あるところでは天災だと嘆き
あるところでは新しいイベントかと沸き立つ。
しかしそんな事はつゆ知らず。
その二人はぶつかる。
遠い遠い何処にあるのかもどう行くのかも分からない丘の上で。
……とまぁふざけた考えはおいといてそれぐらいの衝撃だった。
多分小説とかだとこうなるだろうと想像が出来る位の威力だった。
結論から言えば負けた。
あの攻撃の途中で効果がきれて負けた。
勝負が終わった後はあの攻撃で荒れた土地も元に戻っていく。
まだ終わって少しの時間しかたっていないがもうかなりの時間寝転んでいたように感じる。
それにしても悔しい。
負けたのが悔しい。
周りからすればたかがゲームというかも知れないがそれでも悔しいものは悔しい。
そんな事を考えてると音をたてながら龍のあいつがやって来て俺の前で人間に戻った。
さて俺はステータスを見せたのにあいつは龍というかなり重要な情報を黙っていた事について文句を言ってやろう。
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