第三十五話
どうもさっき食べたお菓子に酒がかなり使われていて頭が痛い朝廷です。
かなりグロッキー状態。
不死の不死者殺しは明日投稿します。
それでは第三十五話スタートです。
「それで?」
「ん?」
家に入った瞬間にクローズに質問された。
「何でお前はまだ誰も持っていない自分の家を持ってるんだ?」
「あぁ。これは前のイベントで手に入れたんだ。」
「あれ?そんな報酬が来たなんて聞いたことないな」
あーっとこいつには説明しとくか
「実はな……」
俺はNPCになった経緯をクローズに話した。
「なるほど最近話題になってるアレンってのはお前だったのか」
「へぇー話題になってんだ。」
どんな風に話題になってんだろう。
「えーっと【ラスボス】とか【人外】とか【聖剣様】とか【公式最強キャラ】とか他にも色々言われてるな」
えーっマジか……
「俺そんな呼ばれ方してんの……」
「そりゃお前ボス戦とかであんなキチガイムーブしてるんだから」
「そんな変な動きしてたかな?」
「動きというかスキルじゃねーの?
魔法とか見つかってないのに使うしワケわかんないスキル使うし一時期スキル検証板が大騒ぎになってたんだぞ。」
あぁそんなになってたんか……
「って言うかお前に聞きにきたこと全然違うしこの刀の能力が知りたかったんだよ!」
「あぁそう言えばそんなこと言ってたっけ……」
俺は鑑定結果をクローズに見せた。
「はぁなるほど。これは多分装備できなくてオークションに流れてきたんだな……」
「えっ?どういうこと?」
「制限STR50以上だろ。素でそれくらい持ってるのって特殊な種族の奴じゃないと無理だって」
「へぇーそうなのか。ってお前も特殊な種族だっけ?」
「あぁそうだよ見てみるか?」
俺は少し気になったから見てみることにした。
名前クローズ
種族豪鬼(末裔)
職業侍
ステータス
LV48
HP2580
MP0
STR250(+160)
VIT165(+130)
DEX0
AGI35(+40)
INT0
LUK15
AP0
SP0
267G
スキル
【VIT極強化】LV2【豪腕】LV50
【STR極強化】LV2【刀術】LV40
【緊急回復】LV10【ド根性】LV15
【狂化】LV5【渾身】LV12
【捨て身】LV3
【溜める】LV45【鬼神化】
【豪刀流】LV12
【限界突破】【破滅】【気】LV35
称号
脳筋
ウルフキラー
気を使いし者
鬼の王の末裔
筋肉馬鹿
【刀術】……刀を扱う時に必要なスキル。
【緊急回復】……連発して使うことが出来る。【緊急回復】使用時のHPの1割を回復。
【ド根性】……【根性】よりも確率が上がった。
【鬼神化】……一時的に鬼達の王である鬼神の力を使うことが出来る。
使った後HPを1にして行動不能になる。
【豪刀流】……刀の流派の一つ。力で押しきる流派。
【破滅】……ユニークスキル。30秒触った物を何であっても消し飛ばす。
1日1回使用可能。
称号
【鬼の王の末裔】……鬼の王の末裔で鬼神の力を使うことを認められた鬼の証
【筋肉馬鹿】……公式に高すぎるSTRを認められたプレイヤーに与えられる称号。
ほぉ……
「中々に脳筋だなぁ」
「うるせぇ。こう言うプレイスタイルなんだよ!」
「いやぁ悪いとは言ってないじゃないか」
「顔が言ってんだよ!」
頭を叩かれる。
「痛いなぁ。」
俺が頭をおさえてるとクローズからPVPの申し込みが来た。
「これは?」
「噂のアレン様の力を知りたくてねいっちょやらないか?」
「うん良いよ。でもさぁここだと狭いからちょっと移動しない?」
「へ?」
俺はクローズの服をつかんで一緒に丘にワープした。
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