第二十六話
どうも最近筋トレにはまっている朝廷です。
それでは第二十六話スタートです。
中に入るととても高い天井と綺麗なステンドグラスがあった。
中央の方には受付らしきものもある。
「すみません。職業を変更するために来たんですが……」
「職業の変更ですね。何か身分の証明できるものを提示してください。」
そういうとギルドカードとかなのかな。
「じゃあこれで。」
受付の人は黒のギルドカードを見ると一瞬驚いた顔をして
「了解しましたアレン様ですね。どうぞこちらに」
と、真ん中に光ってる水晶がある暗い部屋に連れてこられた。
「ここで一人になることで自分を見つめ直し自分にふさわしい職業を見付ける事が出来ます。」
「そうですか。ありがとうございます。」
「それから……」
「?」
何だろう?
「サインを貰えると嬉しいです。」
意外と神殿にいる人って厳しくないみたいだ。
【今からあなたの選ぶことの出来る職業を表示します。】
魔術師
弓使い
盗賊
鍛冶士
重剣士(上)
軽剣士(上)
炎帝流師範代(特・上)
古代魔法使い(特・上)
剣神(特・超)
剣の精霊王(特・王)
最後の四つが気になるなぁ。
【炎帝流師範代】
【炎帝】が使っていた剣技を模範して作られた【炎帝流】の師範代
【炎帝流】を使用したときにダメージや効果の発生率が+
無し5%
【古代魔法使い】
古代の魔法を使うことのできる者がなれる職業
魔法に準ずる攻撃が+
無し5%
【剣神】
剣の天才がなれる職業。今まで存在していたが誰もなったことがない。
剣のダメージが+
無し10%
特殊スキル【剣の天才】【諸刃の刃】
を取得。
【剣の精霊王】
剣精霊の王となることが出来る職業。
現在剣精霊の数は少なく王がいない。世界各地に剣精霊はいる。
剣関係のスキルのクールタイムが短くなる。
無し10秒
特殊スキル【王の継承】【王罰】【威圧】取得。
これは悩むなぁ
剣の精霊王も面白そうだしだけど剣や魔法を極めるのも楽しそうだしね。
でもこれにするかなぁ
【あなたの職業が【剣精霊の王】に変更されました。】
剣精霊は色々な所に沢山いるっていうしね旅でもしながら見つければ良いし
【称号【剣聖】を取得しました。】
何だろう?他の色々なスキルと共に見ていこう。
【王の継承】…今まで剣精霊の王だったもののスキルを一つ取得出来る。
初代【複製】…自分の持っているアイテムをMPを消費して複製することができる。
2代目【帰還】…自分のいったことのある所や自分のフィールドであるところにワープすることが出来る
【王罰】…自分の配下にいるものに使うことのできるスキル。悪いことをしたやつに使えばダメージが増える
【威圧】…王などの素質を持っている者がもつスキル。自分のLVより低い者に威圧をかけて動きを制限する。
【剣聖】…剣聖であることを示す称号。
いやぁこれは強いなぁ。
俺はその部屋から出て受付の人にサインを渡してから外に出た。
「さて、これからどうしよう。」
俺はそんなことを思いながらふと自分の出しているスキル表を見てみた。
すると剣精霊の丘というところに帰還で行けるようになってる。因みに他には自分の家などが表示されている。
【ちょっと行ってみようかな。】
【はい。良いと思いますよマスター】
それじゃあ
「【帰還】」
そういうとまたあの真っ白に染まる感覚がした。
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