第二十三話
どうも、昨日の夜何か暑いなって思ってたら冷房じゃなくて暖房がはいっていてとても驚いた朝廷です。
それでは第二十三話スタートです。
2018年7月18日
ポポーション→ポーションに変更しました。
「えーっと何ですか?」
一応聞いてみよう。
「おい。その装備さお前みたいな奴には必要ないだろ俺に寄越せよ。」
「そうだそうだ!」
「何で貴方達に俺の装備を渡さなくちゃならないんですか?」
「あぁん?【猟犬】のトリクラさんに逆らうってのか?」
「赤ランクだぞ!赤ランク。」
「えぇ……」
そんなこと言われてもなぁ。
「あの?もしかしてアレンさんですか?」
そう訪ねてきたのは最初に受付をしてくれた受付嬢の人だった。
【あれ?忘れられたかな?】
【マスター。アップデートでそのような所も変わったみたいです。後で確認してみましょう。】
なるほど。そういうことか。
「はいそうですけど。」
「わぁやっぱり!あのファンなんです!」
俺はあの設定集を思い出す。
俺は【炎帝】のアレンと呼ばれておりファンもそこそこいたらしい。
「そうですか。ありがとうございます。」
「あの一年ぐらい活動してませんでしたけどどうしたんですか?」
「ちょっと体を壊していましてね。しばらく休んでたんですよ。」
「そうだったんですか……でも復帰出来た様で良かったです。」
「アレンって…」
「【炎帝】の…」
「龍を倒した黒ランク……」
「「「し、失礼しましたー!」」」
そういうと三人はそそくさとギルドを出ていった。
俺は皆がそれにみとれてる間にアップデート内容を確認してた。
今回のアップデート
NPCの追加。
一部NPCの情報変更。
マイホームの追加。
一部スキルの弱体化。
好感度システムの導入。
ガチャの導入。
その他バグの処理等々
これらがアップデート内容か
NPCの追加は俺で一部NPCの情報変更はさっきの事なんだろうな。
好感度システムはその名の通り好感度が高いか低いかで反応が違ったりするんだろう。
一部スキルの弱体化は俺の【終焉】がそうだったみたい。ステータスの倍率が3倍に変更になっていた。
ガチャの導入はきちんと見てみよう。
ガチャ……一回10000Gもしくは¥500で引ける。ランダムで武器、防具、アイテムの中から一つ貰える。初回一回無料
引く
Yes/No
まぁ一応無料だし引いてみようYes
【アイテム 古代魔法の書(炎)が出ました。】
やった!
こないだ使ってた古代魔法は貰えたけど本来古代魔法ってこういう書を読まないと覚えられないからなよし読もう。
【古代魔法禁忌イフリートを取得しました。】
【イフリートから派生して古代魔法禁忌プロミネンスを取得しました。】
【イフリート】…炎の魔神を体に宿す魔法。装備している間炎系のダメージを二倍、MPを一秒間で一消費する。
【プロミネンス】…炎の魔神が使う最終奥義。【イフリート】を使用してる時に使える。イフリートでそれまでに消費したMP分の炎ダメージを与えて、そのMPと同じ秒数だけ状態異常【煉獄】にする。
【煉獄】…絶対に消えない炎。ダメージは一秒間で10ダメージ。どんなポーションでも効かない。
もっと【炎帝】っぽくなったな。
「それで今日はどうされたんですか?」
「いや。何か良いクエストはないかなと思いまして。」
「じゃあアレンさん。俺達と行きませんか?」
俺が後ろを見てみるとそこにはレン君とそのパーティーメンバーが立っていた。
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