第十八話
どうも昨日の夜真っ白な猫を見てこれで運が良くなるかもと思った朝廷です。
それでは第十八話スタートです!
「ふぅ。これだけ早く行けば一番だろ……って何でお前らいるんだよ!」
「コール最下位。」
「マジかよ……一位誰?」
「俺。一つ貸しな。」
「うわぁ一番貸しつくりたくない奴だ。」
別に変なことはしないよしない。
「えーとそれで、俺の所のパーティーが俺を合わせて10人、プリムラが一人、コールが20人、フィストが4人、ライムが13人か……」
皆がプリムラの事をじっと見る。
「な、何よ!言いたいことがあるなら言えば良いじゃない!ボッチとかひ、一人とか……」
「あっ一人で自爆してる。」
「プリ⭐ムラ」
「何?ライム?」
「ドンマイ。」
「うわーん!皆が苛めるぅ」
うるさい
「さてあれの事はほっといて……」
「勝手にハブるなぁー!!」
まぁ色々あった後。俺達は情報を交換した。他の所にも怨霊と光のエレメントは出てきたらしい。
そして俺が見つけてきた日記を皆に見せたら……
「「「「……」」」」
皆顔を伏せてしまった。
「皆。俺達でイウを助けるぞ!」
「「「「おぅ!」」」」
皆βの最後のボス戦の時の顔になっている。
さて、パーティーを登録してと……
【この戦いは生放送で公式ホームページに流れてその後PVとなります。よろしいですか?】Yes/No
「皆」
「何?」
俺は生放送や、PVの事について話をした。
「嫌な奴は手を挙げてくれ。」
そう言うと誰も手を挙げない。
ならYesを押そう。
今回のパーティーは第一パーティーが俺とライムのパーティー達。
主に後ろで指示を出したり回復をしたりする。
そして第二パーティーがプリムラと攻撃魔術系が得意な面々。中距離を担当する。
第三パーティーは、コールを合わせたタンクの方々。だが相手には知能があるからヘイト集中おぅ等が効くのかは分からない。なので一応近接系のスキルを持った奴を入れてある。
最後の第四パーティーがフィスト等の近接攻撃系のパーティー。多分ここをずっと回復していくことになると思う。
さて準備は整った。
リベンジといこうか。
扉を開けるとそこには一本の剣が刺さっていた。まるで王を選定する剣のように。まるで誰かを待っているかのように。どれだけ俺達がそこで止まっていたのか分からない。一秒かもしれないしもっと長いのかも分からない。だが奴が口を開いた。
「ようこそ我の場所に。貴様らを歓迎しよう。あの時の者達もいるのか。」
俺は急いで鑑定をする。
【聖剣イウ第一形態】
LV20
【隠蔽】
これしか見ることができなかった。
「人の情報を勝手に見るのはあまり良くない事だぞ。まぁ見たら分かるように私は弱い。なぁレンよ。」
「そうなのか?レン。」
「嫌。多分違う情報を見させられた。LVは30と仮定する。皆戦闘開始だ!【付与:VIT強化】」
皆は攻撃を開始する。
「全く。よってたかって弱いもの苛めなど駄目だと両親に習わなかったのか!」
そう言うとイウはどこからともなく大きな針を取り出して放ってきた。
そしてそれにかすった人に毒のエフェクトがかかる。
「皆。あの針には毒が塗られている。気を付けて!」
「ちっ。ネタバレなんてつまらないことしてくれるな!」
イウは露骨に俺を狙ってきた。
「くっ。【ロートバインド】」
「効かぬ!」
イウは俺の放った【ロートバインド】力で引きちぎった。そんなのありかよ……
その時攻撃がかすったがHPが3割もってかれた。かすっただけで3割か…やはり強いな。
だが俺にヘイトが向いているお陰で少しずつダメージを与えられていっている。
「ぬぅ小賢しい。【バーン】!」
イウは普通に剣術のスキルも使ってくる。
「【ハイヒール】」
「ありがとうライム。治してくれて。」
「それが私の仕事。」
そう言うと別の人の所に駆け寄っていく。
「【剣の舞】!」
「バズーカモード開放。弾はファイヤーボール。フルバースト!」
攻撃がどんどんイウに入っていく。
皆の顔は拍子抜けといった感じだ。
だがここからだ
「ふむ。準備運動もこれくらいにするか。今度はこっちから行くぞ!【形態変化】!」
あの時の姿に変わっていく。
さぁここからが始まりだ!
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