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登校初日2

教室には20人ほどの生徒おり、既にいくつかのグループが出来ていた。黒板を見ると今日の日程と席はとりあえず好きな所に座るように書いてあった。


広大「好きな席だって何処に座る?」


玲「俺はそこでいいや」


玲は一旦教室全体を見渡し入り口側の真ん中の席に指をさし、そこへと座った。


広大「じゃあ俺その後ろ」


それを見た広大は玲の一つ後ろの席に座った。

そんな広大をきにすることなく玲はスマホをいじり始める。それを見た広大は、無言の間ができるのを嫌がるように話しかけてくる。


広大「ねぇねぇ部活とかってなんか入る?」


玲「今のところ入る予定はないかな 大村君は部活何やるの? やっぱバスケとかバレーとか?」

(いや〜スマホいじってれば話しかけてこないかな?って思ったけどやっぱ効果無いか〜)


実は玲は人見知りが激しく初対面の人にはやたらと言葉を選んだり、警戒したりしてしまうため、すぐに疲れてしまう。

そこで玲はわざと「話しかけんなよ」オーラを出しながらスマホをいじったが、広大には効果が無かったようだ。

玲は仕方なくスマホでゲームをしながらも広大の質問にちゃんと答える。


広大「よくわかったね俺中学からバスケやってんだよね」


玲「いやその身長だとやっぱその辺なのかなーって思ただけ」


(よくわかったねじゃねーよ!バカにしてんのか?ふつうその背丈だとバスケ、バレーだと思うだろ!)


広大「それより他にやりたい事ないなら一緒にバスケ部はいろうぜ」


玲「いや〜そうゆう(部活系の暑苦しい)の苦手だからな〜それに(すぐに飽きちゃうし)家の事(主に8割がたゲームしかやってないけど)あるし遠慮するよ。」


広大「そっか〜残念だな〜一緒にできればよかったのに」


その後も広大は春休み何してた?などといろいなことを聞きくが、それを玲が適当回答する。そんなやりとりがしばらく続くと、前側の扉が開き、二十代後半くらいのスーツを着た男が入ってきた。その場にいる全員がすぐに先生だとわかった。


教師「はい おはよ〜 全員体育館に移動して下さい並びは適当でいいから早く並べ〜」


そう言うと先生は廊下に出た。教室内の生徒達も先生に従い廊下に並び始め、玲達もそれに続き並ぶ。並び終わったのを確認し先生は体育館へと移動を始めた。


体育館では入学式の後担任、副担任が発表された。玲のクラスの担任は、スキンヘッドで茶色の色眼鏡をかけ、紫のワイシャツの上にスーツを着ている。

男の登場にその場にいた新入生全員がざわめき出した。


玲(マジかよ!あの見た目で教師とかないだろ!どう見てもヤクザとかそっち系の人間じゃん背中に龍や虎の入れ墨入ってても違和感なじゃん!この先大丈夫かな⤵︎?)


玲はこれからの高校生活に不安を抱いた。












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