表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

登校初日

4月6日今日は玲にとって待ちに待った入学式!

では無く、ダラダラと春休みを過ごしていたらいつの間にか来てしまった入学式の日だ。


玲が学校に着くとそこには既に多くの新入生が来ており、玄関前のボードに何やら人だかりができている。

ボードを見ると上の方には数字が書かれており、その下には呪文のようも見える多くの漢字が書かれている。

どうやら新入生のクラス分けが書かれいるようだ。


(霜月玲 霜月玲 霜月玲......あった!)

玲は1-2と書かれた下に自信の名前を見つけた。


玲「2組か...」


誰に言うでも無く小さく呟くといきなり後ろから肩を軽くたたかれた。


?「俺も2組なんだよね! よかったら教室まで一緒に行かない?」


振り向くと、そこには身長190ほどのやたらとガタイのいい男が立っていた。


(なんでこいつ俺に話しかけてんのどっかで会ったことあったけ? いや無いなこんなでかい奴一度会ったら忘れるわけないか

だったら何こいついきなり知らん人に話しかけてんのRPGの主人公かよ)


そんないびつな思考回路を回転させながらそれを悟られないよう「君も2組なんだ、よろしく」玲は自然な笑顔でそう言った。

そのままの流れで2人は一緒に教室へ向かった。


男「俺、大村こうだい ちなみに漢字は広いに大きいなんだ。うちの親、両方とも背低いから俺には大きく育って欲しいってこの名前付けたんだ。」


(両親とも背低かったらこんなでくなんないだろ!

何?突然変異なの?じゃなかったら病院で他の子と間違えられちゃったのかな?)


玲はまたいびつな思考回路を回転させるがそれを表に出すことはない。その思考回路を隠すように玲の口からは勝手に言葉が出てくる。


玲「へ〜そうなんだ。じゃあご両親は大村君が大きく育ってくれて喜んでるんじゃない?」


広大「そうなんだよね中2で一気に背が伸びたんだけど父さんも母さんもメッチャ喜んでくれたんだよね!」


広大は嬉しそうに笑って言った。そんな話をしているうちに2人は1-2と書かれた教室の前に着いた。

「ガラガラッ」広大が扉を開け教室に入る。それに続いて玲も教室へと入った。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ