キャラクターは俺の中で生きている。だから、俺は全力で彼らの生き様を描く。
「今回もキャラクターについて話して行きましょう」
「了解っす(((o(*゜▽゜*)o)))」
「さて、魅力的なキャラクターとは何でしょう?」
「俺っちの事っす(((o(*゜▽゜*)o)))」
「はい、君も環境によっては十分に読者の皆様を感動させる可能性を秘めたキャラクターですよ」
「へっ?否定しないんすか?」
「否定しません。君は名脇役としての可能性を秘めたキャラクターです。環境さえ整えばね」
「凄いっす(((o(*゜▽゜*)o)))脇役でも俺っちが読者の皆様の心に残れるんすね♪( ´▽`)」
「ええ、作者が考えたのは、君は物語の終盤で輝く可能性を秘めたキャラクターと言う物ですね」
「終盤っすか( ̄◇ ̄;)」
「ええ、普通に可愛い女の子が好きな主人公に惚れている可愛い男の娘としては最高だと作者は気付きました」
「言っとる意味が良く分からないっす( ̄◇ ̄;)」
「シチュエーションとしては、強敵にやられて傷付いてしまった主人公を逃がす為に自らを犠牲にするキャラクターですかね。まあ、捨石です」
「ひどっ!((((;゜Д゜)))))))」
「いやいや、かなり嵌りますよ。君が愛する主人公に止めを刺そうとする強敵に一人で立ち向かい、自らを犠牲にして時間を稼ぐのですから!絶対に君の想いは主人公に届きませんが、君はそれでも良いと勝てない相手に挑む!激熱です!」
「それ、間違いなく俺っちは死ぬっすよね( ̄◇ ̄;)」
「とんでもない!作者は無い知恵絞って、全力で君を生かす方法を考えますよ。しかし、君の勝利条件は【時間を稼いで、主人公を安全な場所に避難させる事】ですからね。おそらく結果は残念な事になるでしょう……」
「駄目っす……それは俺っち納得がいかないっす( ̄◇ ̄;)」
「セリフなんかも幾つか用意されてますよ。私が敵のセリフを言ってあげますから、答えて下さいね」
「いやっす……馬鹿馬鹿しいっす。やってられないっす( ̄ー ̄)」
「準備は良いですか?では……本当に人間は理解に苦しむ。無駄だと分かっていて何故に足掻くのだ?」
「はれ?口が勝手に……理由は単純っすよ。俺っちがここに残れば、お前はこれ以上進めないっす。それだけっす……」
「ふむ、成る程な……確かに理解出来ぬ事もない。たが、お主には些か荷が重いであろう?凡そ一刻……」
「俺っちがお前を止められる時間がっすか?」
「そうではない。お主に残された寿命がだ」
「へ〜、思ったよりは長いっすね。俺っちはそれだけ生きられれば十分っす!!!」
「……」
「……」
「と言う感じで物語を進めて行けば、作者に取っては非常に使い勝手の良いキャラクターですね」
「死亡フラグ満載過ぎるっす(T_T)」
「多分、戦闘描写は淡々(たんたん)とされて、作者は意識の無い主人公の夢の中で君に別れを言わせますね。序盤に君が馬鹿であるほど作者には都合が良いでしょう。作者は馬鹿な君が報われない想いの為に生命を賭ける……そんな生き様が大好物の変態ですよ」
「ひど過ぎるっす( ̄◇ ̄;)」
「まあ、良かったではないですか。あっちの作品に出てたら、こんな扱いされていたんですからね」
「本当に良かったっすよ……捨石にされるなんて、冗談じゃないっす!」
「言い訳に過ぎませんが、作者はそのシチュエーションならば、君がその行動を取ると思っているのですからね。君を生かそうと本当に作者は無い知恵絞ります」
「良い知恵が浮かばなかったら、俺っち死んじゃうっすよね?」
「と言うよりも、確実に死にますね。勝てる道理が無いのですから。ですが、君の想いや生き様を全力で表現しようとするでしょうね。君は作者に愛されてますよ」
「全然嬉しくないっす( ̄◇ ̄;)」
「作者や私が【主人公最強、俺TUEEE、テンプレ、チーレムが嫌いな理由はそこにある】んですよ。【そのキャラクターの生き様に全く魅力を感じない】のです。最初から幸せ全開ならば、努力も、勝ち取る喜びも何もないんです。薄っぺらいんですよ。神様に転生して貰った。モテた。ウハウハで物語が完結してます」
「個人的嗜好っすね( ̄ー ̄)」
「勿論、個人的な嗜好です。序でに、無条件に主人公を好きになるヒロインは人形にしか見えません」
「やばいっす!この流れはこのオッサンが猛毒吐くっすよ( ̄◇ ̄;)」
「別に吐きません。個人的に【この様なスタイルで生きたキャラクターを作るのは難しくないですか?】と言いたいだけです。先生がこのスタイルで書くと、キャラクターを直ぐに生かせなくなりますからね」
「先生の実力が足りないだけっす( ̄◇ ̄;)」
「そうかもしれません。しかし、キャラクターをシチュエーションによっては殺す事も作者の方には求められるのです」
「俺っちが死んだら絶対に駄目っす(T_T)」
「精一杯生きた結果、キャラクターは死ぬのです。あの様なスタイルでも君は精一杯生きていたと思いますよ。存在しない人格に生命を吹き込む事とは、そのキャラクターの生き様を精一杯に描写する事なんですよ。だから、私も作者もキャラクターの生き様に重点を置いて書いて行くのです」
「生命を吹き込むんすか……」
「多分、君が死ぬ場面では作者は泣きながら書くと思います……」
「キモッ!((((;゜Д゜)))))))」
「貶したい人には貶させておけば良いのです。作者の中で君は生きた人格ですからね。【自分が感動しない生き様を書いて、他人が感動する生き様は書けない】と先生は考えます。恥ずべき事は何もありませんね」
「何か、ヤバイ宗教かなんかっすか( ̄◇ ̄;)」
「違いますよ。これは先生が辿り着いた答えの一つですからね。読者の皆様がどう捉えても気にしませんよ。貶すも良し、馬鹿にするも良し、参考にするも良しです」
「キャラクターに生命吹き込むって大変なんすね。俺っちはそこまで考えた事がなかったっす( ̄ー ̄)」
「そのキャラクターに生命を吹き込むのは作者の皆様次第ですからね。少なくとも、先生は魅力的なキャラクターは生きているキャラクターだと考えてますよ」
「そう言えば、ああ言った展開で俺っち死んだら作者は今後の展開どうするんすか( ̄ー ̄)」
「君の仇を主人公に全力で討たせますよ。絶対に敵は許さないと思いますね。御都合主義をしてでも、絶対に君の想いは無駄にはしません」
「その点を聞いて安心したっすよ♪( ´▽`)」
「じゃあ、次回に君が死んでも問題ないですね。いや〜、良かった。君が死んで終わらせようと考えてましたからね」
「アホっすか!馬鹿も休み休み言えっす((((;゜Д゜)))))))」
傷付き倒れたオレッチは霞む視界の先に愛しき人を見つける……
そう、強く、逞しく、誰にでも優しいアニキの様になる事をオレッチは望んでいた……
「やっぱり、神様は居たっす……最後に俺っちの望みを叶えてくれたっすよ……アニキ、さっきまでとても寒かったのに……今は温かいっすね……」
次回、【成就】
「変な嘘予告入れるんじゃねーっす((((;゜Д゜)))))))」




