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馬鹿な俺っちとゲスな先生の「小説家になろう」のちょっとした講座  作者: 白起
目指せ!二ヶ月以内で10万字!人間やれば何とかなるもんだねwww
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俺っちの逆襲!(「先従隗始」俺に取っては当たり前でも、読者の皆様が知らなきゃ意味が無い)

「マジでダリ~前回はストレス半端無かったってのに今回もふざけ無しかよ」


「先生、やさぐれてるっすね( ̄◇ ̄;)」


「なんかタイトルの四字熟語だけは評価するけどよ。こんな常識知らない奴いねえだろ。説明したところで、何か意味あんのか?」


「いやいや、俺っち知らんすよ。つーか、これ何なんすか?」


「えっ!そうなんですか?知りたいですか!この言葉はですね、話せば長くなるのですが……聞きたいですか?多分、この言葉の説明だけで今回は終わっちゃいますけど、一回くらい良いですよね?」


「いや、面倒臭いから良いっす。別に興味無いっす( ̄◇ ̄;)」


「(´•ω• ` )」


「((((;゜Д゜)))))))」


「(´•ω• ` )」


「まじっすか?アンタ、自分が何やってんのか分かっとんすか?そこまでして説明したいんすか?」


「(´•ω• ` )」


「分かったっす。説明して欲しいっす……」


「そうですか、君がそこまで言うのなら仕方がないですね。説明しますよ。【せんじゅうかい)】とは【先ず隗より始めよ】とも言われ、その昔、中国において春秋戦国時代と呼ばれる年代に存在した戦国七雄の一国であるえん国の……」


「うぜえっす(T_T)オッサンの説明が余りにも長いから編集するっす。興味が湧いた読者の皆さんは勝ってに調べれば良いっす」


「……と言う故事成語なんですよ。現代においてはそこから転じて、【大事を成すには先ず身近なところから、先ずは自分自身から】と言った風に使われておりますね。こんなの常識ですよ?」


「馬鹿がいるっす。ここに自分のマニアックな知識を読者の皆様に求める馬鹿がいるっす……」


「馬鹿とは何ですか?君にだけは馬鹿にされたくないのですがね」


「先生、その言葉は先生にとっては当たり前かもしれないっすけど、知らない人がいるのも当たり前なんじゃないっすか?」


「えっ?そうなのですか!じゃあ、【を知り己を知れば百戦 あやうからず】は?」


「まあ、聞いた事あるっすね。漫画やラノベやゲームかなんかで聞いた覚えがあるっすよ」


「でしょ?【を知り己を知れば百戦 あやうからず。彼を知らずして己を知れば一勝いっしょう一負いっぱいす。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し】の【孫子•謀攻】の一説は有名ですもんね」


「だから、知らね〜っす!てめーの物差しで人を判断すんなっす!」


「マジですか?知らないんですか?」


「なろうは老若男女を問わない素晴らしいサイトっす。先生みたいなオッサンもいれば、いたいけな小学生だっているんすよ。小学生がその全文で知ってたら、逆に怖いっすよ( ̄◇ ̄;)」


「先生、間違ってる?」


「間違ってるっす( ̄ー ̄)」


「……」


「……」


「認めたくないものだな……若さ故の過ちというものを……」


「ネタに逃げても駄目っす。しかも、使い方が間違ってるっす( ̄ー ̄)」


「立場逆転してません?私にとってはこの上無い屈辱なんですけど……」


「先生の事を何て言うか、教えてあげるっす。【知識だけの頭でっかち】って言うんすよ」


「なぜ……心が痛いの……なぜ……私……泣いているの……涙なんて、あの時に捨てたはずなのに……」


「そんなセリフは可愛い女の子が言うセリフっす。オッサンは言ったら駄目っす( ̄◇ ̄;)」


「この下剋上はかなり痛いです。先生は知らない間に読者の皆様を置いてけぼりにしていたと言うのですか?」


「そうっすよ。自分の作品でやたらと難解な表現を好む作者の方がおられるっすけど、辞書片手になろうで小説読みたい読者がいると先生は思うんすか?」


「返す言葉がマジでねえ!」


「そんな先生の作品は読んでも疲れるだけっす。確かに、故事成語や難解な言葉の本当の意味を知ってる人なら使い勝手が良いのかもしれないっすけど、【知らない人がいる。ただそれだけで読者を限定してしまう】行為なんじゃあないっすか?」


「はい、君の言う通りですね。先生もその事が言いたかった訳なんですよ」


「嘘つけっす。一度手にした主導権を返す程、俺っちも馬鹿じゃないっすよ?」


「ねえ!もう良いじゃない!これ以上は貴方の身が持たないわ!元の馬鹿な貴方に戻って!皆が貴方を馬鹿にしても、私だけは貴方の本当の優しさを知っているんだから!」


「無駄に良いセリフ吐いても、駄目なもんは駄目っす( ̄ー ̄)」


「……」


「良いっすか?確かに、言葉の意味を知らないで使うよりはマシかもしんないっすけど、本当にその言葉を使う必要があったんすか?」


「ありましたよ!しっくり来ましたもん!」


「だとしても、読者の皆様に分かり易くする為に文脈から意味が分かるとか、説明をするとか、努力したんすか?」


「はい、してませんね。調子乗ってました」


「先生は自分の書きたい事を書いたのかもしんないっすけど、それが難解な表現を使うだけで伝わりにくくなるなんて、勿体無いっすよ( ̄ー ̄)」


「やべえ、正論過ぎて言葉が出ない……」


「だから、先生は自分の書きたい物しか書けない駄目な奴なんすよ。悔しかったら、テンプレ、チーレムの分かりやすい多くの読者の皆様が楽しめる作品を書いてみれば良いっす♪( ´▽`)」


「あかん、もう、どうやっても勝てんわ……」


「これでも、俺っちが視野しや)狭窄きょうさくだと馬鹿にするんすか?他人の行い見て、我が振り直せば良いっす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「実は口調を変えて喋っていたってオチにしません?それなら、いつも通りですよ?読者の皆様の意表を突けませんか?」


「誰もそんな詰まらないオチなんて期待してないっす。潔く負けを認めれば、良いっす♪( ´▽`)」


「くっ……ぐっ……うっぐっ……まっ、まい……」


「はあ?聞こえんすよ?」


「参りました。貴方様の仰る通りで返す言葉もごさいません……」


「やったっす!初めてこのオッサンに勝ったっす(((o(*゜▽゜*)o)))」

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