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馬鹿な俺っちとゲスな先生の「小説家になろう」のちょっとした講座  作者: 白起
今日も今日とておふざけいっぱい!毒いっぱい!
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この作品における御約束パターン書いた。全然、御約束パターンでは無いけれど、オレッチだから致し方無いwww

あんちゃん、横にならなきゃ駄目だよ】


【お美代、済まねえ。俺が働けさえすりゃあ、お前にこんな苦労を掛けずとも……】


あんちゃん、仕方がないじゃないの。それは言わないでおくれよ】


【済まねえ……本当に済まねえ……】


あんちゃん……】


「オラーっす!邪魔するっすよー!((((;゜Д゜)))))))」


【きゃあ!】


「やかましいっす!白々しく、きゃあ!なんて言うんじゃねーっす!((((;゜Д゜)))))))」


【うう……すみません……】


【何だ!お前は!お美代に何をしやがる!】


「黙れ!貧乏人!そんな事は借りた金を耳揃えて返してからほざくっすよ!((((;゜Д゜)))))))」


【ええ?金なんて……】


【……】


【お美代、お前まさか……】


あんちゃん、ごめんなさい。薬のお金が払えなくて……】


【馬鹿野郎!俺の為にこんな奴から金を借りるなんて……】


【ごめんなさい……ごめんなさい……】


「ええい!長いっす!俺っちが貸したキンキラ金貨50枚、さっさと返せっすよ!((((;゜Д゜)))))))」


【そ、そんな……借りたお金は……】


「因みにこれは元金っす!利息付いて無いっすからね!((((;゜Д゜)))))))」


【……】


【元金でそれ?!】


「そうっす!担保が付いとるから無利子で貸したっすよ( ̄ー ̄)」


【担保?まっ、まさか!】


「ふっふっふ、そのまさかっすよ~払えないと言うならば、身体で払って貰うっすからね~♪( ´▽`)」


【何だと!!!お美代は俺が命懸けで守る!!!】


あんちゃん……】


「とまあ、普通の奴はお美代さんを借金の形に連れ去るっす( ̄ー ̄)でも、俺っちは俺っちっす!俺っちには俺っちだけの御約束パターンがあるんすよ!((((;゜Д゜)))))))」


【えっ?お美代には手を出さないのか?】


「出さないっす。御約束に反するっす。そもそも、担保はあんちゃんっすよ( ̄ー ̄)」


【そうですよね……本当は俺、分かってたんです……オレッチさんがお美代を担保にお金を貸して下さる訳が無いですよね】


あんちゃん……】


「お美代さん、悪いんすけど、もうセリフ無いっすから、黙っとけっすよ( ̄ー ̄)」


【ひっ、酷い……】


【お美代、普通こんな場面ではお前が借金の形に連れ去られてしまう。それが御約束パターンだ。でもな、オレッチさんがお前を連れ去る事は無いんだよ。それをしたら、読者の皆様は逆に混乱してしまうからな】


「そうっすよ。俺っちがおにゃの子を連れ去る訳が無いっすよ〜♪( ´▽`)」


【あの〜オレッチさん……テンプレ主人公は俺の事を助けてくれますよね?】


「安心するっす。困った人を助けるのがテンプレ主人公っす。但し、なろうの主人公はその限りじゃあ無いっすよ!((((;゜Д゜)))))))」


【男女差別ですよね、それ?】


「ふっ……助けたい者だけを助ける奴はヒーローじゃあ無いんすよ。単なる凡愚っす( ´ ▽ ` )ノ」


【オレッチさん……これはこき下ろしでは?】


「ふむ、その意図は無いと突っぱねるっすね( ̄ー ̄)」


【では、行きましょう。お美代に不自由無い暮らしを約束して下さい】


「ぐへへ……往生際の良いところは評価に値するっすよ♪( ´▽`)安心するっす!お美代さんに苦労はさせないっすから( ̄ー ̄)」


【ありがとうございます】




◆◆◆




「で、結局このあんちゃんはどうなったんです?」


「俺っちの親衛隊の病弱美青年コースに入隊したっすよ( ̄ー ̄)」


「お前の守備範囲広すぎwww」


「俺っちっすからね( ̄ー ̄)」


「確かにオレッチならば、致し方ありませんねwww」


「御約束っす( ̄ー ̄)」


「御約束ですねwww」


「……」


「……」


「さて、読者の皆様は俺っちがどんな良い子なのかは分かって来ているっすよね( ´ ▽ ` )ノ」


「まあ、御約束パターンを覆すだけのパワーを秘めたお馬鹿である事は納得して下さいますでしょうよ」


「これはある程度キャラクターが根付いて、確立されると言う条件は付くっすけど、【既存の御約束パターンを覆す新たな御約束パターンはキャラクターを作り上げる事で生まれる】っすよ〜♪( ´▽`)」


「普通はお美代さんが連れて行かれてあ〜れ〜、良いではないかの辱めなんですが、この馬鹿先講座においてはお兄さんの方に価値がある訳なんですね」


「病弱美青年は大事っす( ̄ー ̄)」


「じゃあ、博打狂い兄貴は?」


「それも大事っす( ̄ー ̄)」


「更に酔いどれ酒買って来いオヤジは?」


「酒ならば、俺っちが浴びる程飲ませてやるっすね。やっぱり、大事っす( ̄ー ̄)」


「とまあ、コイツの場合はこうなる訳なんですね。今回の場合、書き始めの作者様には無理だと申します。ただ、ある程度の文章量を書き上げ、読者の皆様にもそのキャラクターのイメージが確立出来た場合、それを出汁にオリジナルのストーリー展開を目指して見るのが良いとは思いますよ」


「レッツチャレンジっす!(((o(*゜▽゜*)o)))」


「……」


「……」


「何だかんだでネタ尽きないねwww」


「話が進めば進む程、ネタは湧くもんっすよ♪( ´▽`)」


「初期の目指せ10万字が実は一番しんどかったりしますwww」


「どんなジャンルの連載もそうっすよ( ̄ー ̄)」


「多分、10万字は一つの壁なんですね。因みに40万字で検索の文字数の多い順で最後ら辺にヒットしますから、アクセス増えるかもしれませんwww」


「増えたら増えたで面倒臭い事もあるっすけどね( ̄Д ̄)ノ」


「最後はちょっとした嫉妬混じりの皮肉で締めるのも実は我々の御約束パターンで〜すwww」


「仕方無いんす!御約束なんすから!((((;゜Д゜)))))))」


「では、広い心で許して下さいねwww」


「許さない悪い男の子は俺っちが連れ去るっすよ〜(((o(*゜▽゜*)o)))」


「食べますか?」


「食べるっす( ̄ー ̄)」


「テンプレ主人公は?」


「それは別腹っす( ̄ー ̄)」


「テンプレチーレム俺TUEEEを書く作者様は?」


「スタッフと一緒に美味しく頂くっす( ̄ー ̄)」


「おにゃの子かもしれませんよ?」


「((((;゜Д゜)))))))」


「固定観念は宜しくありませんね〜おにゃの子がテンプレ書かない訳では無いのですから。まあ、自分の言葉には責任を取って下さいねwww」


「それは俺っちが俺っちでなくなるから駄目っす( ̄ー ̄)」


「まあ、そう言う事ですよね」

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