オレッチは悪役令嬢?はあ〜?大公女殿下を十把一絡げの有象無象と一緒にするんじゃねえ!身分が違うわwww
「またまた突然ですが、戻って参りましたオレッチ戦記!残念ながら、閣下と私の結婚式はまだでございますwww」
「敵が居らんっすから、続ける意味があまり無いんですよね( ̄ー ̄)」
「ふう……我々が輝いていたのは勇者及びチョロインと熱いバトルをしていた時なんでしょうね」
「また勇者で遊ぶっすか?( ̄ー ̄)」
「閣下、勇者と遊ぶですよ。言葉は正しく使って下さい」
「いや~、つい本音が出ちゃったっすよ~♪( ´▽`)」
「もう、仕方ありませんね。ところで、今日は閣下の悩みを解決する【オレッチがマリッジブルー?じゃあ、婚約破棄すれば良いじゃない!のコーナー】です」
「アホっすか( ̄ー ̄)」
「それならば、それで構わないのですが……では、閣下のお悩みをこの私がズバっと解決して見せましょう!さあ、どうぞ!」
「中将~?俺っち、気になったんすよ。俺っちって、今をときめく異世界ファンタジー系の悪役令嬢なんすよね?人気出てもおかしくないんすよね?( ̄◇ ̄;)」
「はあ~ん?令嬢って、あんさん……そげな下賤な身分ちゃいまんがねwwwあんさん、大公女殿下でっせ、大公女で・ん・か。敬称としては陛下に次ぐのよ?あんさんを御令嬢なんて軽々しく呼べる奴がこの国に何人居ると思っとん?百歩譲って、敬称は卿までやろ」
「敬称云々よりも、中将の口の利き方が既にアウトだろ( ̄◇ ̄;)」
「これは失礼致しました」
「つーか、ホンマに俺っちはやんごとなき身分っすよね(((o(*゜▽゜*)o)))」
「糞馬鹿には違い無いですが、こればかりは致し方ございません!貴方様はママッチ・モネーリーゼ・フォン・ヴァイスクルツ大公殿下の世継の証であるフーリッシュ卿であらせられ、大公女殿下であらせられます」
「おお~(((o(*゜▽゜*)o)))」
「更にはこの国の全兵権を担う元帥閣下でもあらせられますので、敬称は大公女殿下、元帥閣下、フーリッシュ卿のどれかを使う事になるのです。まあ、状況によって使い分けてますね。貴族の敬称って、結構面倒臭いですよねwww」
「中将も俺っちと結婚したら、大公位に就いて殿下っすよね(((o(*゜▽゜*)o)))」
「いえ、一応は私も陛下となります。玉座の隣に私の椅子が用意されますからね。勿論、玉座の少し下にはなります。それでも、私は【階の上に位置しますので、臣下から呼ばれる敬称は陛下となる訳】なんですよ」
「屋内に階段を付けて良いのは国王陛下のおわす阿呆宮のみっすよ!((((;゜Д゜)))))))」
「これ、おふざけに見えますけど、おふざけじゃあ無いんですよねwww」
「ふむ、阿呆の語源として阿房宮があるっすからね♪( ´▽`)」
「まあ、ググって下さいよ。結構真面目なネーミングだったりします。作者が隠した意図って、変なところにあったりして読者の皆様は非常に面倒臭いwww」
「全くっすよ!((((;゜Д゜)))))))」
「異世界ファンタジーにおいて、階も無い玉間に椅子だけあって王様がちょこんとそこに座ってる。その場合、その王様を陛下と呼ぶのは可笑しいんです。西洋系には当てはまりにくい敬称なんですね」
「まあ、どうでも良いっす。雰囲気が出れば良いんすよ( ̄ー ̄)」
「そう!雰囲気は超大事です!こげな突っ込みする奴は居ないはずと信じたい!でも、突っ込まれる可能性も否めません」
「王侯貴族を舐めんじゃあねーっす!敬称一つにしてもちゃんと意味が有るんすよ!爵位についても同様っす!((((;゜Д゜)))))))」
「基本的な周王制の公・侯・伯・子・男の爵位、秦・漢爵二十位、魏の官僚登用制度である九品官人法、それ以降の科挙制度など枚挙に暇がありませんね。【其処に積み重ねて来た物があるからこその権威】ですからね。悪役令嬢物を書く時に意識してみても面白いかもしれませんよ」
「基本は親の爵位が伯爵以上の令嬢っすね( ̄ー ̄)」
「子爵以下だとシンデレラストーリーですね。伯爵以上の令嬢は意地悪な見た目だけど実は残念な子とか、作者の皆様は創意工夫をしてストーリーを展開する訳なんですね」
「流行りに乗って、悪役令嬢に訳の分からない勇者とか、魔王とか、要するに、【せっかくの悪役令嬢の肩書きの意味が薄まる事しちゃう人って、ぶっちゃけ、何なんすか?】((((;゜Д゜)))))))」
「う〜ん、確かに訳が分からないですね。【普通の悪役令嬢じゃあ駄目だ!俺のオリジナルを入れる!】だったりするんですかね?正直、作者と一緒で努力の方向が斜め上ですwww」
「幾ら何でも一緒にしたら駄目っすよ( ̄◇ ̄;)」
「いや、ここは心を鬼にします!チャレンジは大事だけど、邪道は人気出にくい手法ですからね」
「ふむ、チャレンジは評価出来るんすけど、【悪役令嬢でなきゃいけなかった動機が揺らぐのはどうなんすか?】と俺っちは思ってしまうっすよ( ̄ー ̄)」
「今をときめく悪役令嬢!【例によって例による、なろうの美味い物を混ぜまくれば、美味いっしょ!俺、天才でね?の洗礼を受けて見る影の無い物もあったりするwww】だが、しかーし!ここは言っとく!【いや、ネタとしては面白いから。あくまでもネタだけどねwww】とね」
「ふむ、他人様の一生懸命を馬鹿にしちゃうんすか……良くないっすね( ̄ー ̄)」
「くっ……申し訳ございません、殿下。私の様な品行方正、愛と勇気だけが友達のゲスな中将は例え言う事に一貫性が無くなろうとも、言わねばならぬ時がある事を御理解下さい」
「理解出来ないっすね( ̄ー ̄)」
「まあ、別に構いませんよ。要するに、閣下はそんじょそこらの悪役令嬢なんかは目じゃありません!やんごとなき身分過ぎて人気が出ないのです!悪役令嬢系で攻めるならば、せめて伯爵令嬢にすべきでしたね」
「悔しいっす!何の力も持たない、たかが人質風情の伯爵令嬢に俺っちが人気で劣るんすか!((((;゜Д゜)))))))」
「劣ります!つーか、伯爵令嬢に対して身も蓋もない言い方止めて貰えます?」
「俺っちだって、嫉妬をしたくなる時もあるっす( ̄ー ̄)」
「心中察し上げます。まあ、身分の高い悪役令嬢を主人公にして攻める作者の方は【自分の書きたい面白い悪役令嬢を書いて下さい】ね。大切なんはこれ!でも、ストーリーパクり展開は例外です!ストーリーパクりに比べたら、ごちゃ混ぜの方が百倍マシですよ。では、貴方様の悪役令嬢ストーリーに幸あらん事を」
「俺っちは中将とゴールインで幸多き悪役人生っすよ!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「つーか、結婚式で容姿描写、風景描写、心理描写解禁の真面目なストーリー書いたろうかと作者が企んどりますが……閣下宜しいんですかね?」
「駄目っす!そんな事は許されないっすよ!((((;゜Д゜)))))))」
「まあ、作者の文体重いですからね。宜しくありませんね」
「そげな事は問題じゃあ無いっす!高貴な御令嬢達の脳内補完を妨げてしまう恐れが高いんすよ!((((;゜Д゜)))))))」
「……」
「絶対に越えてはいけない一線っす!((((;゜Д゜)))))))」
「……」
「よって、却下っす(((o(*゜▽゜*)o)))」
「そげな想像をしちゃうのは正に悪役令嬢ですねwww」