主人公は特別な存在なの!でも、俺の主人公の捉え方はちょっと皆様とは違うかもね。
「……」
「今年は不作っすね( ̄ー ̄)」
「……嘘やん……俺、このオレッチ戦記の主人公の一人やん……内政チートしたら、普通に上手くいかなきゃいけんやん……」
「長雨の後の干魃、更にはイナゴの三連コンボ食らって、飢饉確定っすね。蓄えあるんすか( ̄ー ̄)」
「ある訳無いでしょう……閣下に幾ら借金したと思ってるんですか……今まで稼いだ金もオールインです……」
「ふむ、俺っちが中将に貸したお金は実にキンキラ金貨70万枚にも及ぶっすね。流石の俺っちもこれ以上貸すには条件があるっすよ( ̄ー ̄)」
「……モネリーゼ様に挨拶しに行かなきゃ駄目ですか?」
「当然っすよ!俺っちの即位式は来年なんすよ!王配選定まで猶予はそんなに無いんすからね((((;゜Д゜)))))))」
「何処までが浮気でしたっけ……」
「俺っちや俺っちの親族以外の女と言葉を交わすのはアウトっすよ( ̄ー ̄)」
「何、コイツ……糞うぜえ……」
「何を言っとるんすか!オッサンの中将に近づく女は中将が好きな訳じゃないんす!中将の持つ権力が好きなんすよ!そんな女が俺っちよりも中将は良いんすか!((((;゜Д゜)))))))」
「普通に否定出来ないのがマジで辛い!」
「中将は俺っちと結婚してシンデレラオッサンになるんすよ♪( ´▽`)」
「めちゃくちゃ語呂の悪い新語ですね、それ……誰得なんですか?」
「流行ジャンルには成りそうに無いっすよ( ̄ー ̄)」
「まあ良いですよ。私は賭けに負けました。楽隠居せずに内政チートで領内を発展させようとしたのがそもそもの誤りだったんですよ」
「普通、内政チートした主人公に対してこげなどうしようも無い自然災害起こすっすか( ̄◇ ̄;)」
「作者はやります。アンチですからね……」
「まさに作者っすか( ̄◇ ̄;)」
「まあ、言っときますよ。私は一応主人公の一人です。【その主人公をこげな目に合わす意味って、殆ど無い】ですからね!」
「いや、有るっす!これで中将は俺っちと結婚するしかないっすよ!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「やかましい!おにゃの子と会話しただけで浮気認定される結婚生活なんて嫌に決まっとろうが!」
「じゃあ、金返せっす( ̄ー ̄)」
「くっ、返せないなんて分かってる癖に……」
「まあ、内政チートしたのに自然災害起こって、今までの苦労が水の泡になる糞展開をして面白くするのって、難しいっすよね( ´ ▽ ` )ノ」
「ええ、難しいです。原資を借金している場合なんか、主人公が普通に破滅してバッドエンドですよ。ホンマに意味がありません」
「中将もしつこいっすね〜意味はちゃんとあるんすよ。俺っちには中将はキンキラ金貨100万枚以上の価値があるんすよ。大公女に恥を掻かせると、死刑っすからね(((o(*゜▽゜*)o)))」
「……」
「子供は五人は欲しいっすよ〜♪( ´▽`)頑張るっすからね(((o(*゜▽゜*)o)))」
「……もしかして、閣下って、政務する気が無かったりします?」
「無いっすね( ´ ▽ ` )ノ」
「多分、私は普通に過労で死にますよ?」
「大丈夫っす!俺っちはチートっす!魔法使えるっす!回復魔法で中将は何時でも元気ハツラツっすよ!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「……マジでひでえ……人生の墓場に行って、ホンマの墓場には行かせて貰えんってか……」
「素晴らしいハッピーエンドっすよ♪( ´▽`)」
「……本当にひでえ……もう良いわい!こうなりゃ、ヤケじゃ!【内政チートする主人公は主人公なんです。主人公は特別な存在だから主人公なんですよ。意味を持たないアンチをするべきではありません!】」
「作者の皆様は誤解しちゃいけないっすよ。意味があるならば、やっても良いんすからね( ´ ▽ ` )ノ」
「閣下、違いますよ。【こんな馬鹿げたアンチしてからぐい〜ん!!!に繋げる自信があるならば、やれば良い】んですよ」
「俺っちと中将が結婚すると言うぐい〜ん!!!実現の為に中将の努力を水の泡にしたんすよ!((((;゜Д゜)))))))」
「いや、作者はしたかっただけだと思いますよwww」
「理不尽が好きなのはなろうで受けないっすよ(T_T)」
「楽しい異世界物書けば良いの!絶対にその方が人気は出る!私はそう確信する!」
「これ、戦争物でも言えないっすか( ´ ▽ ` )ノ」
「閣下の仰る通りでしょうね。【主人公が少ない兵力で大軍を迎え討つ為にチート知識を用いて様々な工夫をする。でも、負け戦wwwそんな展開にして誰が読むのよ!】って、なるでしょうからね」
「上手くいかなきゃいけないっす!だって、主人公っすから!((((;゜Д゜)))))))」
「やるならば、確かなぐい〜ん!!!の布石にならならいと意味が無いんですよ」
「作者の皆様はチャレンジするっすよ!出来たら、面白いっすから!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「作者はアホです。分かっていてやります。主人公にこげな意味の無い苦労を背負わせるのは嫌いじゃありません。【その苦労を乗り越える事が出来る特別な存在こそが主人公】だと考える事も出来ますからね」
「それを描写出来る人はマジで凄いんすよ!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「ええ、そんな描写が出来る人こそが作者が尊敬する作者の方々だったりします。【やる事なす事全て上手くいく主人公は正直、誰にでも書ける。やる事なす事全て上手くいかない主人公はお話にならない。やる事なす事全て上手くいく主人公ではないけれど、上手くいかない事は乗り越えてみせる主人公を書ける人は本当に凄い作者様】と作者は思っておりますからね〜」
「今回は作者のポリシーの話っすからね( ´ ▽ ` )ノ」
「まあ、やる事なす事全て上手くいく主人公を否定したい訳ではありません。ですが、【この展開を主人公がこんな手段でひっくり返すだと!】とは間違い無く思わない事を断言します」
「良い子に書けるっすかね( ´ ▽ ` )ノ」
「残念ながら、そんな作品を書く人は多分、良い子じゃないですね。捻くれた良い性格をしています。でも、捻くれ者も悪くは無いですからね。【人と違う事をしてみたいと思う気持ちは大切にして下さい】ね。ゲスな中将からのお願いです」
「中将は全てが上手くいく主人公じゃあ無いっすけど、苦労は乗り越える主人公っすよね( ´ ▽ ` )ノ」
「やかましい!途中までは上手くいっても、最後の最後で大チョンボする喜劇のヒーローに決まっとろうが!」
「自分を知るのは良い事っすね(((o(*゜▽゜*)o)))」
「助けて勇者!このままじゃ、死ぬことも許されずにこの大公女に色々な物を絞り取られちゃうー!」
「もう、勇者は居ないし、出てこないっすから(((o(*゜▽゜*)o)))」
「……(逃亡しよ……)」
「さあ!次回はいよいよ、俺っちのママと中将の一騎打ちっすよ!(((o(*゜▽゜*)o)))」
「嘘予告ですよね?」
「だと良いっすね♪( ´▽`)」
「もう、何も言えない……誰か助けて……」
「ヒャッハー!!助けを求めても既に勇者は居ないっすよー!(((o(*゜▽゜*)o)))」