読み専が考えなしに高評価付けるから名作が埋れちゃう?そんな訳ないです。
短編でも同じ内容をあげましたが、本編にも掲載いたします。
まあ、ある作品を意識した事は読者の皆様にはお分かりだと思います。
それに対しての反論と言う訳ではございませんが、この様にも考えられるのではないでしょうか?
「作者と読者の間に差はなく、どちらが偉いと言う訳でもない」が自論です。
「先生、なろうの諸悪の根源が分かったっすよ!読み専と呼ばれる奴らがこのサイトを駄目にしてるっす( ̄ー ̄)」
「ちっ、いきなり面倒臭え発言しやがって……」
「あれ?先生、切り替えは?( ̄◇ ̄;)」
「お前な、言っとくけど、吐いた唾は飲めんからな。責任持てよ?」
「嫌っす!持たんす!俺っちの尻拭いは先生の仕事っす( ̄^ ̄)ゞ」
「切り替えのタイミング難しくしやがって……はい、はい、分かりましたから。君がどうしてそう思うのか先生に詳しく教えて下さい」
「良くぞ聞いてくれたっす!先生は思わないんすか?あいつらが考えもしないで、高評価付けまくるから俺っち好みの作品がランキング入りしないんすよ?」
「別に評価するタイミングに制限を付けられてませんし、その人の自由でしょ?違いますか?」
「そもそも、一生懸命書いている人間と何も書かない奴らとの間に評価点に差がないのは可笑しな話っすよ!」
「馬鹿丸出しな発言ですね。読み専の皆様と作家の皆様を差別なんかしたら、投稿規定文字数だけの意味の無い作品が増える事態になりかねませんよ?少しは無い知恵絞って、抜け道がもたらす害悪を想像して下さい。取り敢えず、作家として認められたならば、評価点が増えるのでしょう?先生なら迷わずそうしますよ」
「最低っすね……」
「今回の君は視野狭窄がひどいです。先生は悲しいですよ。君には色々な視点や立場から考えられる人になって欲しかったのに……」
「うるさいっす!俺っちは作者っす。少なくとも、読み専の奴らとは違うんす。奴らの出来ない事をやってるんす!」
「……」
「何すか?何で黙るんすか?」
「オレッチ……ちょっと、俺も頭きたからそこで正座しろや」
「へっ?先生?怖いっすよ?」
「話が進まないから早くしてな。大丈夫、お前が正座したらいつもの俺に戻るから」
「えっ?何で正座なんす?」
「早くせーや!」
「……」
「カッとなって怒鳴って悪かったな。でも、してくれるか?」
「分かりましたっす」
「あと、その口調も今回だけは止めてくれるか?俺からのお願いだから、聞いて欲しい……」
「はい……」
「すまんな……良いですか?作者の方が偉いだなんて、読者の皆様の中で思われる方がおられるのは一向に構いませんが、作者の方が思うのは傲慢と言う物ですよ」
「でも、僕は人の出来ない事をやってるのに……」
「君は最初から作者でしたか?生まれた時から小説家だったのですか?他者の作品には全く触れる事なく、君は作品を書き上げたのですか?」
「……そうではないです」
「誰もが最初は読み専なんですよ。読み専の皆様がこれからも絶対に読み専で有り続けるなんて、誰が断言出来ますか?」
「出来ません……」
「どちらが偉い訳ではないですよ。ネタとして挙げさせて頂きますけど、【先生、先生と威張るな先生。先生、生徒の成れの果て。生徒、生徒と威張るな生徒。生徒、先生の飯の種】と言う替え歌の歌詞がありますけど、これを作者と読み専に置き換えてみたらどうですか?」
「先生、凄い皮肉だと思うのですが……」
「まあ、所詮そんな物なんですよ。どちらか一方が欠けても成り立たない関係ならば、お互いに敬意を持って接した方が良いと思いますがね。その方がより素晴らしい結果を生み出すのではないですか?」
「そうですか?」
「作者の皆様には読者の皆様の立場に立って、読者の皆様には作者の皆様の立場に立って考えてみたら面白いかもしれないですよ?」
「先生、僕の勘違いだったですか?」
「少なくとも、先生には読者の皆様を見下して侮辱するのは許せませんでした。楽しみ方は人それぞれなんですから。それに、君の意見が絶対に間違っているとは先生は言えないですよ。人の出来ない事には少なからず、価値は生まれる物ですから……」
「でも、ランキング入りが偏ってるのには先生も憂いていませんでしたか?」
「はい、今でもテンプレ、チーレム、俺TUEEEが先生は大嫌いです。でも、先生も若い時にはこう言った作品が好きだった時もあったのを思い出しましたし、自分の嗜好の変化だけでこのサイトを批判するのも可笑しな話だとも気付きましたよ」
「なろうはこのままでも良いんでしょうか?」
「さあ、知りませんね。余りにも問題が大きくなったら、運営の方々がなんとかしてくれますよ。それに、君は読み専の皆様が高評価付けまくっているなんて思考がどうして出てくるのですか?」
「えっ、だって……先生が言った様な作品が日刊ランキングの殆どを占めてますよ」
「君も甘いですね。仮にテンプレ、チーレム、俺TUEEE大好きな読み専の皆様が本気を出して高評価を出しまくったら、とんでもない事態になりますよ。書籍化された様な大作と呼べる作品でも、評価人数をピーク時の週間ユニークアクセスで割ると作品に評価を行う読者の方の割合は意外に少ない事が分かりますよ」
「あれ?本当ですね……何ででしょうか?」
「評価をするのは読者の皆様の自由だからですよ。本格的にデータ分析してみるつもりは先生には無いですけど、ニーズの見極めを行い、商業プロを目指される作家の皆様には良い材料かもしれませんね」
「日刊ランキングの上位作品でも、一人のユーザーが与えられる12ポイントで割ると少ないのかな?」
「日刊ランキングと作品の質は必ずしも、比例しないのかもしれませんね。君はもうやっていないと先生は信じてますが、この点を突けば、先生が以前話した不正なんかも出来る様になる訳です」
「友人4人に評価して貰う事ですか?」
「ええ、時間は掛かりますけど、形振り構わなければ、日刊ランキング上位入も果たせますからね」
「不正で稼いだポイントなんかを自分が心血注いだ作品には与えられません!」
「いや、以前にお前さんやってたwww」
「今はしてないです。先生、何とかならないんですか?」
「難しいですね。読者の皆様が積極的に評価を行い、ポイントのインフレーションを引き起こせば、この不正は根絶出来るかもしれませんが、日刊ランキングの一位が20万ポイント超えなんて事態は先生にとっては悪夢なんですよ。まあ、どんな対策にも何かしら抜け道はあるでしょうしね」
「悲しい話です……」
「そう悲観せずに、自分好みの作品をスコップ持って掘り出していけば、良いでしょ?」
「スコッパーですか?」
「そう、まだ見ぬ自分好みの良作を求めて掘り起こす屈強なスコッパーに君にもなって貰いたいと先生は思います」
「先生、そのスコップ今月に入って何本目なんですか?」
「5本目です……」
「……」
「……」
「先生、僕の考えが狭量でした。読者様あっての作者であり、作者様なくして読者は有り得ない事に気付きました」
「その事に気付いてくれて先生はとても嬉しいです。では、立ち上がって、いつもの口調で話してくれて構いませんから」
「いえ、僕と致しましてはあの馬鹿丸出しの口調よりはこちらの方が良いのですが……」
「馬鹿は馬鹿丸出しの口調で話すべきなのですから、君が恥じる事は何も無いのですよ。さあ、遠慮なく」
「ひどいっす(T_T)」
「まあ、先生は今回の事で言いたいのはポイントは本当に信頼に足り得るデータであるのかと言う事ですよ。アクセスに対しての評価の割合や不正の可能性を考慮したならば、このサイトのニーズが市場のニーズと判断する事は危険ではないですか?あくまでも、ニーズを捉える練習なのかもしれませんよ?」
「まあ、ほとんどが趣味っすからね」
「まあ、もしも運営の方々が対策を講じる事になったとしても、先生は全力で抜け道を探しますよ」
「ひでえ……」
「あと、テンプレ好きの読み専の方々は積極的に評価せずに、今のままでいて下さい。貴方様方が本気を出されたら、多分誰の手にも負えないですよ。個人的にはそんなポイントインフレを起こしたカオスはマジで嫌ですからね。ネタ振りじゃあないです。お願いします。やらないで」
「煽っている様にしか聞こえないっすよ?」
「まあ、読み専の方々がその様に捉えられたら、ポイントデータの信憑性が市場のニーズに近づくメリットがありますから、反対は出来ないです」
「そうっすか……で、先生は今回の話にオチはつけるんすか?」
「そんな物はございませんよ。この様な真面目な話でふざけて終わる勇気は先生にはありません」
「……」
「いや、マジで無理ゲー過ぎますから。この話の流れでオチは不可能でしょ?」
「やれっす」
「ごめんなさい。泣いて良いですか?」
「泣いて許されるのは子供だけっす!良いからやれっす!」
「無理なモンは無理です」
「開き直ったす((((;゜Д゜)))))))」
「どうせ、あらすじに釣りって書いて感想欄が荒れるのをガクブルしてるんですから。そちらをみた方が面白いんじゃないですか~?」
「うわっ!こいつマジで最低っす(((o(*゜▽゜*)o)))」