表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/366

私から皆様へ

「よっしゃ~!来たで、来ましたで!最終回でっせ!あんさん聞きました?このサブタイ!」


「先生、はしゃぎ過ぎっすよ。ここまで、本当にしんどかったかったすね♪( ´▽`)」


「はあ~、マジでほっとするわ。このキャラ設定ホンマにしんどかった。最後くらいは普通にやらせて貰っても良いっしょ!」


「良いっす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「思うよね〜」


「思うっす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「でも、駄目……」


「駄目?」


「単なる普通の真面目回なんだって……」


「((((;゜Д゜)))))))」


「……」


「……」


「最初の頃は楽しかったな〜」


「楽しかったっす……」


「俺たち、どこをどう間違えてこうなっちまったのかね?」


「俺っちには分かんないっす……」


「……」


「……」


「やる?」


「本音言うなら休みたいっすよ……」


「俺も同感……」


「でも、やるんすよね?」


「流石にこの状態からの切り替えはキツイわ……」


「嫌な事はさっさと終わらせるに限るっす」


「実を言うとな。俺、最近はお前から教わる事も多いんだわ」


「何か、照れるっすね……」


「救いようのない糞馬鹿から教わる俺って、どんだけ馬鹿なん?って思うと、絶望で死にたくなる……」


「……」


「まあ、良いか。さっさと終わらせて、お前さんのオヤジがやってるいつもの場所に今晩飲み行くか?」


「一応、三者面談っすよ。場所はキャバクラっすけど」


「まあ、世間体は大事だわな」


「大事っすね」


「さて、ここまで糞つまらん真面目回が4回も続いた訳ですが、今回はその4回で先生が何を言いたかったのかを説明しますね」


「それぞれに意味があったんすか?」


「ありましたよ。これらは【先生の様な凡人でも視点を変えるだけで見えてくる物がある】と言う事を例として挙げているに過ぎませから」


「視点を変えるだけっすか?」


「そうです。神様の手違いの矛盾、【ステータス】•【スキル】のデメリット、自らが使用する形式の話、顔文字がもたらした物の全てに共通する事ですよ」


「???」


「えっ?分からないの?一々、説明するのはマジで罰ゲームなんだけど……駄目?嘘でも良いから、ここは分かるって言ってよ。そうしたら、これで終わるよ?」


「分からんっす!先生の言う事がちんぷんかんぷんにござるっす( ̄^ ̄)ゞ」


「はあ……馬鹿の相手はマジで疲れるわ……良いですよ!説明しますよ!」


「お願いしゃーす」


「まず、神様の手違いに対しては君は何故、疑問を感じませんでしたか?」


「皆が受け入れてるもんっすから、当然っす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「皆が受け入れている物なら、君は疑問に思わないのですか?そこで君は何故皆に受け入れられているのかを考えましたか?手違いを犯した神様が主人公を特別に異世界に送り込む理由は?一つの手違いを修正する事によって、起き得る結果について君は少しでも考えましたか?」


「面倒臭い奴っす( ̄◇ ̄;)」


「そうです。疑問点を挙げれば、切りがないのですよ。確かに先生は面倒臭い奴ですね」


「自覚している分、なお痛い奴っす……」


「矛盾の全く無い異世界設定は私には不可能ですし、素直に読む気持ちはとても大事です。しかし、色々な角度から見る事でその世界にある矛盾に気付き易くなります。やってみても損はないと思いますよ」


「そんなもんすか?」


「個人的な見解ですよ。それが作者の皆様の閃きに繋がればそれでいいのですから……」


「閃きに繋がるんすか?」


「繋がり易くはなるとは思います。【ステータス】•【スキル】のデメリットの話も、自らが使用する形式の話も、顔文字の話もちょっと視点を変えて出した答えなんですよ」


「違う角度で見るのは大事っすか?」


「大事と言うよりは、その方が味か出てくるのでは?と思っただけです。深い意味なんて特に無いですね」


「意味ないんすか?」


「先生はただ、読者の皆様の誰か一人でも【この発想は無かった】って思ってくれたら嬉しかっただけですからね。それだけですよ」


「……」


「どうかしましたか?」


「そんなつまらない自己満の為だけに、あんな糞回に付き合わせたんすか?」


「まあ、そうなりますね」


「……」


「……」


「まあ、良いっすよ。これで、糞つまらない話の流れが断ち切れたと思えば、腹も立たないっすよ……」


「……」


「おいっ、何で黙るんすか?」


「……」


「ちょっと、マジで冗談じゃあないっすよ?ヤバイっすよ?俺っち結構、胃にきてるっすよ!」


「私も一週間前から通院してますよ。酒だって医者に止められてます」


「何か、もう涙も出ないっすね……」


「飲むか……」


「飲み行くっす( ̄ー ̄)」


「じゃあ、いつものトコな」


「今日はいつもの隣っす」


「……」


「……」


「そこ、姉ちゃんじゃなくて、ムサイ兄ちゃんが接客する店と違った?」


「違わないっす♪( ´▽`)」


「まあ、良いよ、どーでも……酒さえ飲めれば……ごめん、締めの言葉頼んで良い?」


「要するに、作者は捻くれモンだと言いたい訳っす。良い子はこんな大人になっちゃ駄目っすから♪( ´▽`)」

これは私の嗜好の話です。

【その発想は無かった!】が好きなだけです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ