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ランキングするにはなろうのニーズを見極めよう

余りに馬鹿で下劣な為にタイトル、サブタイトルを変更させて頂きました。

前書きや後書きには巫山戯た態度では望まない事に致します。

作中は巫山戯まくってますが……

それに対しての御批判は甘んじてお受けします。

書きたい事、読者の皆様に伝えたい事がまとまりましたので、これから完結に向けて頑張らせて頂きます。

「先生〜ランキングしたいんですけど、どんな話を書いたら良いんですか♪( ´▽`)」


「そう言えば、君はプロの小説家を目指しているんだったね。じゃあ、先生が教えて上げるよ」


「お願いしゃーす」


「大事なのは君がどんな話を書きたいかにもよるね。君が書きたい話が需要のある話なのかを見極める事が大切だよ」


「需要???」


「そうです。需要があるか、無いかが大切なんですよ。要は君が書いたストーリーにお金を払ってでも読みたいかって事になります」


「へ~」


「勘違いしてはいけないのは、このサイトの作者さんの多くは趣味で書いている人がほとんどなんですよ。中には君みたいにプロを目指して頑張って書いておられる方もおられますから、一概には言えませんけどね」


「趣味って、つまんね〜手っ取り早く印税で稼げるプロを目指さなきゃ、やっぱ、駄目っしょ」


「ちなみに、君はどんな作品を書いてみたいのですか?」


「自分、司馬遼太郎先生、マジでリスペクトしてるんで、歴史物なんて書いてみたいっす?」


「何故に疑問形なのよ……そうですか……歴史物ですか……中々、形としては面白いと思いますよ。武将憑依か、タイムスリップ物の内政チート、無双チートって所ですか?戦国武将が皆可愛い女の子になっている世界だとより魅力的ですね」


「はあん?何をほざいとんすか。そんなん、有り得ねーっす。それ、歴史小説と違うくね?俺っち、信長公記、甲陽軍鑑、三河物語なんかの資料から一人の武将の生涯を全力で描くっす。資料としては微妙なんすけど、歴史家じゃねーから小説として書いて問題無いっす」


「嫌、嫌、駄目でしょ。それで、どうしたらランキング入出来ると考えられるんですか?チートは?ハーレムは?可愛い女の子が戦場で活躍したり、ピンチになったら主人公が助けなきゃ駄目でしょ」


「主人公は雑兵スタートなんで、敵地の女は攫って売り飛ばすっす。もしも、戦場で女が単騎突撃なんかしてきたら、雑兵くんと愉快な仲間達で槍衾やりぶすま作って串刺しにして、七回くらい高い高いしてやるっす」


「うん、リアルだとそうなるね……」


「そもそも、あの時代に女に人権殆ど無いっす。鎌倉時代じゃあるまいし、女が家督相続出来る訳が無いっす。まあ、西国無双の奥さんは例外っすけど……精一杯、時代考証して頑張って書くのに、何で駄目なんすか?そこんとこ、詳しく説明プリーズ」


「はあ……君の書く作品が面白く無いとは先生は言わないけど、正直に言えば、プロになれる物じゃあ無いよ。そんな話は飽く迄趣味で書くべきだね」


「どしてよ⁉」


「需要無いからwww」


「無いの((((;゜Д゜)))))))」


「うん、無い。自己満で書いとけ、馬鹿www」


「えー⁉」


「個人的には君の書く話は読んでみたいと思うけど、このサイトでランキング入を果たしてプロデビューするのは無理です」


「そうなんすか……」


「やっぱりね、異世界やネットゲームなんかで主人公の俺TUEEE、ハーレム全開の方が受けると思うよ。このサイトの読者が求めている物を的確に捉えて、それを踏まえたストーリー作りが大切なんだよ」


「読者に媚びたくねーっす」


「勘違いしてはいけない。君がプロとして生きていくなら、読者の皆様はお客様だよ。お客様の求める物を提供し続けるのが商業プロってもんだよ」


「だり~っす」


「お金を稼ぐのに楽な道は無いんだよ。楽そうに見えても、大変な物なんだよ。そりゃあ、自分の書きたい物が多くの読者の求めている物だったら幸せだけどね。現実はそんなに甘くないよ」


「じゃあ、先生、何で異世界系のチーレム物が受けるんすか?」


「うーん、難しい質問だねえ……やっぱり、リアルで出来ない事だからじゃあない?先生を含めて、男は馬鹿でスケベでロマンチストだからね。多くの可愛い女の子が無条件で自分に惚れてくれたら、やっぱり、嬉しいし……そんな主人公に自分を投影して楽しみたいってのも分かるだろう?」


「自分には分からねーっす」


「そりゃ、てめーがリア充だからだよ。クラスの殆どの女子から告白されやがって!一回、死ね!」


「自分、ガチホモなんで、女に興味無いっす。体育の前の着替え時間がご褒美っす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「えっ?マジで?」


「マジっす」


「……」


「……」


「後、何で異世界かと言うと、設定が作り易いからなんじゃない?異世界の文化や技術レベルが現代日本より劣った世界が多いのは主人公の浅い知識でも技術革新がし易いからだね」


「そんなのコロンブスの卵っす。そんな奴は何故、大学に薬学、医学、農学、政治経済学、人文学、教育学、法学なんかの多岐に渡る学部が設けられているのかを考えた事があるんすか?」


「君の言う事は正しいよ。でもね、異世界で技術革新出来るなら、現代日本で技術革新起こす話を書いてみろよって突っ込んだら駄目だよ」


「そうっすね。今の日本で個人が技術革新起こす話書けるなら、実行して実業家になるだけっすね」


「そうそう、納得は出来なくても、その批判はしてはいけないよ」


「了解っす」


「神様転生なんてのも、突っ込みどころ満載ですけど、リアルが満たされない人が異世界でチーレムするにはもってこいの設定ですから、良く利用されますね」


「全ての宗教関係者に謝れば良いっす。馬鹿は死んでも治る訳が無いっす」


「こらこら、設定パクリのしょうもないのは兎も角、これを最初に考えた作家さんはまさにコロンブスだよ」


「コロンブスと一緒で、そいつも犯罪者っす」


「君も考えて欲しいけど、現代日本で生きるのは大変なんだよ。多くの人が現実に向き合って強く生きている。しかし、辛い事も多いだろう。理想と現実を受け入れられない弱い人も多いんだ。ニートなんて言葉が時代を象徴しているよ」


「先生、異世界に行こうが、能力貰おうが、現実から逃げる奴は何処に行ってもニートっす」


「異世界に転生してもクソニート……」


「それが現実っす……自分から動かない奴は取り残されて行くだけっす。俺は家業を継いで働くっすよ!」


「へえー、君は立派だねえ。お父様は何をなさっておられるのですか?」


「市内の駅前で50くらいある貸しビルのオーナーっす。普段は家で犬の世話するのが仕事っす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「それ、不労所得やん……」


「俺も不動産屋と税理士に管理丸投げして犬の世話する仕事して暮らすっす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「君の言う事に説得力なんて無いから」


「えっ⁈」


「……」


「……」


「では、文章の書き方だけど、三人称よりは一人称で書いた方が読者に自己投影をし易く出来るから、お勧めだよ。デメリットとしては背景や人物描写が非常にしにくくなるけどね」


「確かに、ヒロインの描写でも困るっすね。普通の男は美人の女見たら、髪や瞳や肌の色、彫りの深浅しんせんなんか関係なく、美人としか思わないっす」


「そうです。容姿について事細かに思っていたら、それだけで違和感有りまくりですからね」


「気持ち悪いだけっすね。でも、描写無しでどうやって読者を納得させるんすか?」


「自分で上手いイラスト書くか、無理なら友達に書いて貰えば、良いですよ」


「それって、漫画っす」


「突っ込みは無しです。後は難解な表現は避けて、長い文章も極力避けて下さい。会話と地の文の間に一行空けて書くと読みやすかったりしますね」


「先生、難解な表現ってどのレベルっすか?」


「響きが良いからつい使いたくなっちゃうけど、一般的でない【まほろば】なんて言葉はやめましょうね。素晴らしい場所と言う意味ですけどね」


「分かったっす」


「後は、台本形式は絶対に駄目です。こんな感じの文章ですね」


「駄目なら出すなっす」


「……」


「……」


「まあ、小説家になろうで成功するなら、少なくとも以上の点を踏まえた上で、読者を惹きつけるオリジナリティを含んだ長編を書いたらランキング入も夢では無いと思いますよ」


「分かったっす。頑張って書くから出来たら、先生に読んで貰いたいっす」


「嫌です。読まねーよ、そんな駄作。正直、先生はラノベ系のチーレム物が好きじゃ無いんです。同じ様な設定の似たり寄ったりの何番煎じか分からない様な作品がランキングを占領する事態は余り好ましいとは思えないですから……」


「先生酷いっす(T_T)」


「確かに、ランキング上位の物で素晴らしい物はあるのですが、本当に一握りです。後は自分が何を書きたいかも分からず、完結する気配の無い作品ばかりです。先生のスコップが何度壊れたか分からないくらいですよ」


「先生はスコッパーだったんすか?」


「全く、これだからアンチなろうに叩かれているのが分からないとは……先生はね、漫画やアニメがみたい訳じゃあ無いんです。本格的な小説が読みたいんですよ。出来れば、運営の方にはその点をもう少し考えて頂きたいです。ラノベ形式のチーレム物も良いですが、【小説家になろう】ではなく、【ラノベ作家になろう】になってしまっている現実を踏まえて下さい。つーか、タイトル分けろ!」


「先生、サイトの批判は良くないっす。タダで掲載させて貰っている分際でそんな事を言ったらダメっす(T_T)」


「お前もさっきから、顔文字なんて使ってんじゃねー!」


「痛いっす……表現の仕方は時代と共に変化して行くっす。それは否定しちゃあいけないと思うっす。紫式部からすれば、今の書き方は全て邪道っすよ……」


「はっ⁉先生が間違っていました。君の言う通りです」


「まあ、先生の言う通り、ここ最近の異世界チーレム物のランキング独占は目に余る物があると言う意見があるのも確かっすけど、それは先生の言った通り、チーレムが金になるからっす。それを駄作と批判しても、現状は変わらないっす」


「このサイトから、ラノベ以外の純文学、歴史、ミステリーなどのジャンルから書籍化の話が訪れる日が来ないとも限りませんから、その日が来るのを先生は楽しみに待ってますよ」


「いや、来る訳ねーだろ……」


「……」


「……」


「では、プロを目指して頑張っておられる方も、趣味で書かれている方も、読み専の方も色々思うところはございますでしょうが、皆で仲良くこのサイトを盛り上げて行きましょう!」


「俺っちも頑張って書くっす(((o(*゜▽゜*)o)))」


「それでは、私は今日もまだ見ぬ良作をこのスコップで掘り起こしますよ。ふんっ⁈」


「あっ……壊れた……」


「……」


「……」

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