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第九話

タイガ君、登場!!

です。

俺様キャラです。


美少年は、笑った。

キュンッてするくらいの笑顔。

…は?なんだろ、これ。


「あまり使わない方が良いんじゃない?」


髪の色は、純白。

不良みたいだけど、いきがっているようだけど、似合ってる。

肩に掛からないくらいの短い髪。

そして、瞳。

白く、濁りのない澄んだ瞳の中に、鋭いモノが隠されている気がした。


…気の所為かな?


中でも、一番気になる……これ。

ネコ耳っぽいモノが見え隠れしている。

「これか?」

ピヨンっとつまんで見せた。


…こちらさんも、読めるみたい……。

「ネコ耳じゃなくて、トラ耳」

えぇえ!?じゃ、白虎びゃっこ(四神の一人。西の方角を司る神)ってこと??


なんか、可愛い……。背、ちっちゃいし。

「ちっさい言うな!」

あ。怒った。


どうやら、小さいことを気にしてるらしい。

ま、そうだよね、男の子だもんね。


………本当に“女”になっちゃった。

私は自覚した、心そのものが“女”になってしまったことを。



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