表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

第五話

…は?今、なんった?

僕は、信じられなかった。

当たり前だ。今まで、自分が男だと思っていたから、ね。

驚きを通り越して、呆然としていた。

「だから、貴方、女なんですって。自覚して下さいよ。………デカ女」

此奴こいつは、無く、悪口をぜてくる様だ。

……ムカつく

僕は、殺意をめて、にらんだ。

「すいません」

此奴は、普通ふつうに言った。

つまり、謝る気持ちゼロに見える、と言うことだ。

…頭、下げてねぇし。謝り方、かりぃな、おい。

僕が、苦情を心の中でつぶやくと、

「だから、すいませんってば」

面倒臭めんどうくさそうに、かみをかきあげた。

本当ホントに、謝ってるんだろうか、此奴。

僕は、疑わしくなってきた。

「………貴方、今、男がとっても“そそられる”格好だって、気づいてます??

 …真面まとも直視ちょくし出来ないですよ、ったく」

何故なぜか、逆ギレされた。

まぁ、の気持ち、分かるけど。

だって…僕の格好がすごいから。

此奴が、チロチロチロチロ、視線を外していたのも、分かると思う。

首を曲げて、胸元むなもとを見た。

大胆だいたんに開きすぎだ、おい。

分かる人は、分かって頂けたと思う。

えて、説明抜きにするが。

…しかも、意外とデケェ。

………それにしても、自分の身体からだが女だってのも、ねぇ。

いささか、不安だ。

「ほら、この上着を着て下さい。その方が、私も落ち着いて話が出来ますしね」


この話、授業中にノートに走り書きした内容です。

書き直してますよ、もちろん。

…先生にバレなくって、良かった。

感想、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ