日の巫女の国
使命に駆られた部族の民たちは民族の宿願として楽園を目指した。
蓬莱の地に向かうため情報を収集するがおり悪く東の帝国もまた人心乱れ国もまた乱れていた。
海の向こうに向かうには船で向かうしかないが肝心の船が出ていなかった。
彼らは知識は豊富であり長い旅をしてきていたため陸路には強いが航海術をもっていなかった。
帝国の栄えた港で船の購入も考えたが難しく小さな船では荒波を超えるのは難しいということが分かった。
彼らは悲しむどころか喜んだ。
「楽園に簡単に行けるはずがない。これも試練だ。だけど目的地はみえている。頑張ろう」
旅をでた当初の長達はもう亡くなっていたが新しく長になった若者たちは奮い立った。
しかし時間をかける気はなかった。
だが勢いで動いて大事な神の遺物を海の藻屑にするわけにはいかなかった。
蓬莱に一番近いのは半島だと情報をしいれた。
蓬莱がどうかはわからないが海の果ての島国は今いくつかの王が争っており危険だという情報があった。
かの場所に住む人は野蛮で凶暴な連中だという情報を集めた。
かの地は文明というものなどないサルが住んでいるとい情報
定期的に暴風が襲い、人を寄せ付けない未開の地だと言われていた
集めた情報はどれも楽園とは程遠い情報ばかりであったが皆は悲観することはなかった。
「人を寄せ付けない大地であるが王が複数いるなら人が沢山いるんだろう。文明が低いなら必ず我らを重宝してくれるはずだ。野蛮だというなら我々が知識で文化を与えよう。きっと我々を迎え入れてくれるはずだ。」
彼らの声は希望に満ちていた。
半島に向かうもの。航海術と船の造船技術を学ぶものにグループを分けて行動し始めた。
半島の先には道が整備されていなく困難したが到着すると小さな漁村しか存在しなかった。
そこには大きな船がなく天候が良いときは対岸に大きな島が見えたがそこから先は難しとのことであった。
しかし、そこで向こうの島から来たとい漁民に出会えた。彼から話を聞けたのは朗報であった。
今の時期は海が荒れているが落ちついている時期なら一人なら蓬莱に連れていけると言われたのである。
ただその漁民がいうには向こうが蓬莱といわれる場所かはわからないと言われた。
彼は時期が来たら一人で向かうと仲間に伝えた。それまでに船を作ってほしいとお願いした。
仲間は承諾した。
そして時期が来た。
彼は貢物を携え。小さな小舟に乗り込んだ。
時期がくるまで待っている間、彼も操舵術を学んでいた。
途中何度も危ない目をしたが無事、蓬莱の地にたどり着いた。
仲良くなった漁民に別れを告げると
近くにある漁村に泊めてもらう。そこから町を聞き町に向かった。
予想に反して町までは問題なく到着したが問題が発生した。
言葉も文字も通じないのであった。
世界を旅している若者は言葉も文字も通じないのは慣れているが身振り手振りがいまいち通じなかった。
どうも他の国々とは身体のアクションの意味が逆なんだと途中で気づくと、そこからは意思疎通は早かった。
自分は大陸からきた王に挨拶させてほしいというと以外にも簡単に合わせてくれた。
その王は南の王だと彼に名乗りをあげた。
大きな声をした大男だった。彼は大陸からの貢物を南の王に渡すと王は喜んで酒宴を開いてくれた。
酒宴はささやかなものであったが参加したものは王を含め彼の旅の話に聞き入った。
どうやらよその地の話に飢えているようだ。
数日、南の王は彼を連れて様々な場所を案内してくれた。
そして今、蓬莱という地が五人の王で争っていると教えてくれた。
南の王はそれに悩んでいるようだ。俺は頭が良くない。最近日の巫女が神通力が落ちている。
巫女が力を示せば他の王も巫女に従うはずなのにとぼやいた。
彼は日の巫女の儀式と神通力などの話を聞きあたりをつけた。
彼は南の王に日の巫女に合わせてくれとお願いした。
彼の あたり は正解だった。
彼の一族は西からの知識と長い旅での星を見る力、東の帝国で学んだ知識が頭の中に叩き込まれていた。
彼は今までの一族の知識はこの時の為だと確信した。
それから代が変わった若き日の巫女は強い神通力で他の王を平伏させ蓬莱の地を平定させ国をなした。
途中の技術を彼の一族が今までの旅路の同胞を呼ぼ寄せた。
彼は蓬莱の地に文字がないことを幸いに仲間が造船した船で神の遺物を運びこみ。
その痕跡を消すことに成功した。
文化を溶け込ませた。
一族が学んだ知識を与え。混血し、陰に潜みことに成功した。
空白の歴史の間に誰にもばれず、怪しまれずに
楽園に神の印をたてた。
一族の宿願が叶ったのだ。
そして彼は忘れられた同胞と出会う。
ただ神の約束はまだ果たされていない。




