3.約束の地
同じ民族の運命を別れた部族達もまた国を追われ世界に蔑まれる試練を背負うことになる。
彼らの部族は定住の地を求めさすらうが一度国を失い部族の結束が切れた部族の民は離反していき少数となっていく。
数を減らす部族の民が違う民族である大勢の民に勝つには残りの部族を鉄の結束にしなければならなった。
彼らは自分たちの血は貴きものとした。混血はよくないこととした。
自分たちが神に選ばれた民なのだから民族の血は他の民族より尊い。
長達は部族の若者に教育し教義をつくり民族が信じる宗教とした。
しかしそれでは他の集団になじめないことを知っていた。
時代が変われば王が変わる。国は亡びる。
国を追われた民族はそれを身に染みて理解していた。
何が一番大切ななのか
それは民族の教義。
しかし誇りとは別に力がいる。
生きるには司法と貨幣が必要だと
それには知識が必要だ。
様々な国の司法を知らないといけない。
貨幣を儲けるには情報を誰よりも早く知らないといけない。
司法を知っていても甘くみられ蔑まれている部族は簡単に裏切られる。
賢い子供に勉強させ司法の立場に立たせよう。誰よりも早く情報を得られるように各地に同胞を住まわせよう。
そしてなにより民族の悲願が結束に必要だと
悲願
それは神との約束の地の奪還
それまでは様々な国に住まい。力を溜め。知識を集約しよう。
別れた運命の部族達は
約束の地の奪還を目指した。




