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太陽の大地  作者: 一円玉
1/11

1.約束


ーー遥かなる古代ーー


ーー神と人が同時に存在する時代において


ーー神はある13からなる部族の民族とある約束をした。


ーーいくつかの約束には民族を支える部族全員の結束を守ることがあった。


ーー約束した地は後に約束の地となる。


ーー神は部族の長達に印として神の遺物を授けた。


ーー神は約束の民に東にある楽園を伝えた。


ーー後に東のエデンと呼ばれる。


 神は約束と同時に試練を民族の血に課された。




約束の13の一族からなる民族は強き結束を誇りにし他国より英知に富んでいた。

そして国はその英知をもって栄えた。

しかし国の王は気づくとある一族たちが独占していた。

それまでは部族の長達が話し合い協議の元きめていたが、ある時期から勢力に勢いがある2つの部族が王のの立場を独占していた。

残りの部族の長達は話し合いを試みるも、その都度裏切られた。

そこから民族の結束は違えるようになる。

当時の王に歯向かい争った部族たちは立ち上がり古き王を追い出し新たな王を迎える。

それは国を二つに分ける行為であった。

結束を誓った民族は2つの国を持つことになった。

熱き血と鉄の結束はもろくも破れたのである。

それは神の約束を破る行為であった。

約束の民族の国は神の約束の一つである結束の誓を失い二つの勢力に部族は別れた。

民族が仲たがいするのは、どんな国であれ仕方ないことであったが神はそれを許さなかった。

勢力を伸ばしていた近隣の強き帝国がその民族の国へ牙を向けたのだ。

結束と英知で他国に対抗していた国は結束を失い抵抗空しく全て奪われることになった。

新たな王の国は滅び民はすべて奴隷として帝国に連れていかれるという悲劇に見舞われる。

それを助けず見ていた袂を別れた勢力の国もやがて国を失い世界に見放されることになる。


同時に神の約束と神の遺物も失われることになる。





誰かが呟いた。

それは民族の誰かだろうか

わからないが一部の人の耳に残った。



試練が始まったのだと


我々は許されないといけない






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