寝言の果てに
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:寝言の果てに
最近、妻が寝言を言い始めた。
「まぁた言ってるなぁ」
俺は寝るのが遅いから、
いつも妻が寝たあとで寝る。
その間、先に寝た妻の寝言を
よく聞く羽目になっちゃったんだ。
初めは歯ぎしりから
「んーんー」と喃語の様な産声だったが、
それが段々と言葉に成りだし、
「うん…!」「そやね」など、
聞き取れる言葉になっていった。
初めは何も言わなかったが、
あんまり妻の寝言が
そうして続くもんだから、
また言葉がはっきりして、
その意味でリアルにも
なってきたことから、
俺は少し興味と言うか奇妙を覚え、
妻に言ってみた。
「お前、最近寝言言ってるぞ」と。
「え、そう?」
と案の定、妻のほうでは覚えてない。
でもそれからすぐ後に、
取り返しのつかない膨大な恐怖が、
俺の目の前にやってきた。
その日の夜も、妻は寝言を言ってた。
俺は俺でいつもの様に
仕事から帰ってビールを飲み、
風呂に入り、ご飯を食べて、
自分の時間をそれなりに過ごしてたんだ。
いつも妻はソファーで先に寝ている。
俺が妻の寝言を聞いていたのは、
このソファーで妻が寝ていた時。
そしてこのソファーは
リビングにあったことから、
そのリビングで自分の時間を
過ごす俺と鉢合わせすることになり、
俺は隣でその妻の寝言を聞く形になる。
そしてその夜の妻の寝言で…
「うん、イイよ。それで」
と、誰かと会話してる様な形のものが。
誰かが何か言って、
それに相対した様な形。
その直後、
玄関からリビングに通じる
ドアがガチャリと開き、
黒ずくめの男が入ってきた。
(数日後)
黒ずくめの男は、
素性を明らかにされた上で逮捕され、
俺の妻は重要参考人として
警察に連行された。
俺が自宅で横たわっていた
その現場証拠から、
立証不可能に近いこの状況でも
妻は参考人として呼ばれたわけだ。
男が検挙され、
妻が参考人として呼ばれたきっかけは、
なぜかここに記した俺の声明文が
雑誌者を通じ、
警察署に送り届けられていた為。
無論、俺は何もしてない。
なのに、どうしてこうなったのか?
俺を含め、誰も説明できないで居た。
だけど事実がこうあった以上、
警察は2人を連れて行かざるを
得なかったのだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=-yzY0e5J9hM
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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