私の幼馴染による幼馴染の為の華麗なる救済劇(仮)
オディウム・クレマチスは、親友のレナトゥス・アングレカムの奇行に翻弄されながら日々を過ごしていた。
レナトゥスの最早、口癖とも言える「顔が良い!!」から始まり「原作にこういう場面無いんだが??」という支離滅裂な単語の羅列にも屈せずに、オディウムは「自重してくれ」と返す日々。
そんな中、レナトゥスが珍しく険しい顔つきで、オディウムに言った。
「俺、町を出るわ」
「は?」
「町を出て、王様になる」
「はい?」
なんとレナトゥスは、7年も前に言った、王様になるという発言を、実行するつもりだったのだ…
これはいかにして、オディウムがレナトゥスの作成したシナリオにのせられつつ、時に失敗しつつ、救済劇の登場人物の1人になる話である。
レナトゥスの最早、口癖とも言える「顔が良い!!」から始まり「原作にこういう場面無いんだが??」という支離滅裂な単語の羅列にも屈せずに、オディウムは「自重してくれ」と返す日々。
そんな中、レナトゥスが珍しく険しい顔つきで、オディウムに言った。
「俺、町を出るわ」
「は?」
「町を出て、王様になる」
「はい?」
なんとレナトゥスは、7年も前に言った、王様になるという発言を、実行するつもりだったのだ…
これはいかにして、オディウムがレナトゥスの作成したシナリオにのせられつつ、時に失敗しつつ、救済劇の登場人物の1人になる話である。
親友の奇行には慣れてきたけど、それは聞いてない
2022/09/27 00:43