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【7】お父様、ご報告がございます。




「旦那様、お嬢様たちが”琥珀の間”でお待ちです」



 ああ…今日も天気だけは良かったなぁ…


 久しぶりにのんびり過ごすことが出来た休日だったのになぁ…


 ああ…行きたくないなぁ…

 

 せめて前みたいな孤児なら良かったんだけどなぁ…


 ああ…いやだなぁ… 


 わぁ…夕日がキレーイ…




「というわけでね、お父様。本当ならどこかの農地とか狩り場とか…商隊の護衛として雇おうかと思っていたんですけれどね?」

「そうだね安物の服では隠せないくらい細身なのにいい身体しているものね何そのシャツがはちきれそうな胸筋」


「こんなの八百長よヤラせよ認めないわと管理者に訴えて脅して甚振って、今後わたしが手を出さないかわりに手土産でもらったのがこちら」

「セントラル収容所に所属しておりました298番、ニーキュッパと呼んでくださいお義父様」


「いや、呼べないからね」

「お得感でいっぱいの可愛い名前でしょう私が名付けたのよ」

「可愛くないし何でふたり手を繋いでいるの何でふたりこっち見ないで見詰め合ってるの」


「だってお父様、倍率42.0の大穴よ大物よ身嗜み整えた姿を見て思い出したのだけれど、わたし数年前にこの方の姿絵でアパート2軒建てられるだけ儲けさせてもらったわ」

「ああ、あの取締りきれなかった兄と俺が絡み合うセミヌード画は君が流行らせたのか…あの時は理解出来なかったが君と出会えた今となっては君の糧になれたようで嬉しいよ…でもそれならその時に出会いたかったな」

「あの姿絵事件の主犯はやっぱりシャロンだったか…それも知りたくなかったけど彼の身分が高すぎることに今さら気付いてお父様はとてもじゃないがお顔を拝見できないよ」


「まぁお父様ったら!この国宝級のご尊顔というか国そのものと言っていいお姿をじっくり見ないなんて人生損するわよ!」

「そうだな、見られることには慣れているが、国民よりもお義父様よりも誰よりもシャロンに見つめられていたいよ」

「・・・・・・・・・・・・・・」



「あら嬉しい、朝も昼もいつまでも見つめていていいのかしら?」

「ああ出来れば夜もその眼で見つめていてくれないか」

「・・・・・・・・・・・・・・」



「というわけなの、お父様。わたし彼を人生の墓場に埋めることにしたわ」

「ああ、俺のすべてを包んで埋めてくれ」

「・・・・・・・・・・・・・・」




 バカップル爆誕。



そのうち番外編というか298殿下のことが書けたらなぁ…

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