表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

港区の方へ

「わかってるのあなた!?」と詰め寄られた。

「あなたは私を抱いたのよ?援交したのよ?わかってんの!?お金を払って私を抱いたの!!」

詰め寄られてオレはキョドりまくりのTAJITAJIになる。

「し、知らないよ!」

全く記憶がないのだ。

ハルカは引いた感じの怒り顔になって「本気で言ってるの?」

「信じらんない……、あなた、私をバカにしてるの!?そんな気持ちで……私を抱いたの!?」

もしかしてそんなことがあったのか?必死に思い出そうとするがやはり全く覚えていない。

そんなことしてるならハルカのあんなところやこんなところも……でも全く記憶にない。

「本当に知らないよ!」すると「みんなに言うわよ?このこと。いいの!?」と脅される。

「ちょっと待ってよ。そんなことされたら国民の敵になるじゃないかよ~」

「言うわよ。告発するわよ?」

これはもう認めるしか無かった。

「あー!思い出した。すっごく良かったよ」

ハルカは「そうでしょ~!」と満足げにうなずく。

そこでオレは聞いてみた。

「ハルカも……、良かった?」

ハルカは顔を真っ赤にして怒った。

「バッカじゃないのあんた!?バカじゃいの!バカなの!?バカでしょ!!ねえバカでしょ!?認めなさい!バカでしょ!?バカでしょ!?バカでしょ!?」

オレは必死に謝った。

機嫌を直したハルカは緑色の箱を持っていた。

「どうしろっていうんだよ?」

「これを優子さんに届けてほしいの」

「えー!?優子さんの家なんて知らないよ!」

ハルカは強い口調で言った。

「探しなさい!!」

オレはチャリのカゴに緑色に発光する謎の箱を詰んで走り出した。

とりあえず港区のほうに行ってみよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ