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夢想性  作者: 左谷 和斗
1/1

プロローグ part1

この物語はフィクションです。

目を開けると、そこは銀世界だった。

白く霞んだ天井を眺めるように仰向けに寝そべっていた。

天井は見えないくらい遠くにあり、そこから白い粒がゆっくりと舞い落ちている。


……冷たいな。いや、冷たいなんて程度では済まない。寒い。ただ、寒い。


視線を横に移すと、白いものが身体の周りに広がっていた。


……あぁ、これ、雪か。


白いものの正体を見極めるまで、少し時間がかかった。

それもそうだ。なぜなら私は《さっきまでベッドの上で寝ていた》のだ。

初めて、連載形式の作品を書かせていただきます。ゆっくりの投稿になります。拙いですが、よろしくお願いします。

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