プロローグ
プロローグと言うより、メモに近いかもしれません。
その一、魔法とは、世界に溢れている『力』を人間の体内にある『力』に同調、上書きして、特定の現象を人為的に起こす力である。
その一、ヒトが魔法を使うには、形状は様々なモノがあれど『杖』が必要である。
その一、魔法に必要である杖だが、それが必ずしもオーソドックスな杖や装飾品、身に付ける何かとは限らない。
その一、召喚獣や魔物等、ヒトではないモノは杖がなくても魔法が使える。
その一、新規で『何か』を召喚する時は、細心の注意をする。召喚者の力量以上のモノを呼び出す場合、召喚に失敗するか、最悪の場合召喚者が呼び出したモノに取り込まれてしまう場合がある。複数人で召喚を行う場合も同様である。
その一、生まれながらに持っている先天的な魔法適性は覆らない。
その一、魔法適性は教育機関、もしくは、その地域を治める行政に設置された機器により分かる。
その一、上記の機器を使用できるのは、15歳からである。
その一、種族によりある程度先天的な魔法適性が分かるが、絶対ではない。
その一、魔力は個人の努力により増やすことが可能。
その一、上記の魔法適性以外の魔法を使った場合、威力や効力はせいぜい並み以上ぐらいしかでない。努力しだいで多少変化はある。
その一、健康状態で魔法のコントロールや威力、効力が左右される。