クリスマスの爆発
ローマが舞台のミステリアス推理小説。
きっとあなたも予想できないラスト
19××年12月25日のクリスマスの日
気温はかなり低く
指先の感覚はなくなり
身が震える真冬のローマ。
ローマのとある交番に一本の電話が入った。
人が倒れている、すぐに来て欲しいとのことだった。
交番でホットココアを味わっていた警察官三人はすぐさま大きめのダウンジャケットを羽織り通報があった場所へと出発した。
通報があった場所はとある銀行の前だった。
駆けつけたときには人が倒れている様子はなかった。
いたずらか何かだろうと思った警察官三人は寒さを非常に感じておりすぐに交番に戻ろうとしたそのとき銀行の前にぽつりと置かれている公衆電話が鳴り出した。
警察官三人のうちの一人が奇妙に思い公衆電話に手をかけたその瞬間かなり大きい爆音とともに公衆電話が爆発し、その爆発は近くの銀行までも移り銀行もろとも粉々になった。
ローマのクリスマスを特に楽しむこともなくのんびりと家でテレビドラマを鑑賞しているローマ唯一の天才名探偵アルゴ・ポーリ。
彼の携帯が突然鳴り出した、相棒のアルバートだ。
「なんだ?アルバート、今いいとこ...」と言ってる途中でチャンネルを変えろとアルバートの声が聞こえた。アルゴはアルバートのから焦り、驚き、不安、悲しみが感じられ事件が起こったと判断した。
チャンネルを回すと、「今朝午前9時27分アサイーノ銀行の前で爆発が起こりました。死者11名負傷者82名死者11名のうち三名が地元の警察官だということがわかりました。詳しい情報が入りしだい、またお伝えします」
アルゴはすぐに事件現場へ向かった。
アルゴは疑問を抱いていた
三年前アサイーノ銀行で起きた爆発事件。
三年後にまたアサイーノ銀行が狙われたということ。そして、三年前と同じクリスマスの日にまた爆発が起こったこと。
そして三年前のアサイーノ銀行爆発事件はアルゴの今まで担当した事件で唯一未解決な事件だということ。
アルゴは恐らく今回の犯人も三年前の犯人と同じ人物だと推測した。そして、アルゴは思った「2度は逃がさんぞ」と。
まぁ、いろいろなものをつめこんでいい作品にできるといいなと思っています。面白いなと思ってくれたらぜひとも続けて読んでいただきたいです