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始まりの波紋

「急げお前ら! アイツに取られるぞ!!」


「落ち着けって。たかが一人、先に行かせたって――」


「違ぇんだよ! あいつにだけは取らせちゃダメなんだ!!」


必死に走る五人のプレイヤー。だが、その焦燥を嘲笑うかのように、彼らの遥か前方を一人の男が駆け抜けていた。追われる側の男は、余裕すら漂わせている。


「お、ラッキー。蹴散らしてくれてたおかげで、前に残ってんのは三体だけか」


男は走りながら、自然に左手を腰の鞘へ。


――《AnomA》。

今、世界で最も熱狂されている現実拡張ARゲーム。

肉体をそのまま操作とし、現実の街を戦場に変えるこのシステムは、もうひとつの現実と呼んでも差し支えなかった。


そして《AnomA》には、数あるシステムの中でも特にプレイヤーを虜にする仕組みがある。


【意志駆動式スキルシステム】――通称“Skill”。


ボタンやコマンドは不要。

繰り出す意志と、わずかな「溜め」の動作だけで発動する。


その代表例が、静止から瞬間で放たれる――《居合》だ。



ピロンッ!


《3体の異獣 Velazkar(ヴェラズカル)が現れました》


《二つ名持ちが現れました。「剣装リザード」》

 


武装した二足歩行のトカゲ。鎧に剣を携えた異獣たちの群れ。

その中でも一体――「剣装リザード」と呼ばれた個体は、他と明らかに違う威圧感を纏っていた。


男は走りながら、不意に左足を引く。

力をこめ、身体を半身に捻った。


左手は鞘に、右手は柄に。

――居合の構え。


だが完全には止まらない。体勢を変えたまま、身体は慣性に引かれ、滑るように前へと進む。

動の中に突如生まれた静――居合の侵攻。


ザッ……!


ヴェラズカル達が一斉に反応。二体が前から飛びかかり、後方の一体――二つ名持ちが剣に光を宿す。

スキルを放とうとしているのだろう。


「……間合い、十分」


最後の一歩を踏み込んだ瞬間、刀が閃いた。


シュウッッ!


白光が空気を裂き、前方の二体を貫き、その軌道は後方の剣装リザードまでも射抜く。


遅れて――三体の身体が崩れ落ちた。 


……チンッ。


静かに鞘に戻される刀。 



ピロンッ!


《Velazkarを2体倒しました》


《沼蜥蜴の盾×1 沼蜥蜴の足甲×1 沼蜥蜴の尻尾×1を入手しました》

 


「……二体? は……?」


 ズバァン!


閃光。安堵の隙を突くように、背筋を走る殺気。

慌てて身体を逸らし、再び柄に手を伸ばす。


(確かに……切った感触はあった。なのに……)

 


 ピロンッ!


《二つ名モンスター「剣装リザード」の尻尾が切断されました》



「ああ……そういうことか。――トカゲの尻尾ね」


ぶつりと落ちる長い尾。だがリザードは崩れない。すぐさま剣を構え直し、冷徹な眼光を向けてくる。


「……さすがは《二つ名持ち》」


男は再び居合の構えを取った。


(けど残りHPは3/4……長引かせる余裕は無いな)


口元に笑みを浮かべながら――再び鞘鳴りが響いた。


リザードは低く唸りを上げ、剣を肩口に構える。

断ち切られた尾の傷は既に光を帯び、再生を始めていた。


「やっぱり……タフだな」


男は深く息を吐き、再び鞘に意識を集中させる。

居合――一撃必殺の間合い。

だが相手は《二つ名持ち》。そう易々とは斬らせてくれない。


次の瞬間、リザードの剣が眩い光を纏った。


「ギシャアアアッ!!」


咆哮と共に光刃が振り下ろされる。

男は瞬発的に反射し、鞘を握る手に全ての力を込めた。


「――ッ!」


(――今だ!!)


二つの閃光が、ほとんど同時に交錯する。


バキィィィンッ!


轟音と共に、衝突点から火花が散った。

刹那、リザードの剣身に蜘蛛の巣状のヒビが走る。


ピシッ……ピシピシ……。


次の瞬間、バキリと甲高い音を立てて剣が折れた。


「ギシャ……ッ!?」


武器を失ったリザードに、ためらいはなかった。

男の刃はそのまま勢いを殺さず、胴を深々と裂き切る。



ピロンッ!


《二つ名モンスター「剣装リザード」を討伐しました》


沼牙剣(しょうがけん)×1を入手しました》



「ふぅ……ギリギリ間に合ったな」


男は前を向き直り再び進もうとした。


「おい、いたぞ!」


しかし、モンスターとの戦闘で後ろのプレイヤー達に追いつかれてしまった。


「追いつかれたか……。これは!」


男はすぐに走り出した。


「待ちやがれてめぇ! 今度は逃がさねぇぞ!!」


ヴゥーン 5人の前に青く光る陣が現れた。


「このタイミングで!? クソがッ!!」


陣から現れたその存在は、蛇の胴に四本の腕を携え、背に輝く輪光を戴く。まるで古の神々が創りし“禁忌の造形”のように、圧倒的な異彩を放つ者……



ピロンッ!


W(ワールド)-info:

《緊急:石碑の門番》


《モンスター 聖異獣「The() Hallowed(ハロウド) Coil(コイル)」が現れました。》



「嵌められたか!」


聖蛇(せいじゃ)……!!!」


その圧倒的な存在感と威圧感はただのゲームと言う事を忘れてしまいそうになるくらいの物だった。

The() Hallowed(ハロウド) Coil(コイル)は見惚れてしまう程綺麗な動作で腕に持つ4つの武器を前に構え先端を合わせた。


「備えろ! 来るぞ!!」


エネルギーの光は、静かに、だが確実に肥大化し続ける。

それはまるで、死を予告する鐘の音のように、プレイヤーたちの神経を締めつけた。


動けない。虚勢を張って構えることしかできない。

逃げる暇も、避ける余地も、なかった。


そして十数秒後。光は閃光となり、断罪のように放たれた。


"裁奏(さいそう)"


──その瞬間、五人の視界が白く染まった。



ピロンッ!


W(ワールド)-info《Sikinaが「デルライターの石碑・赤」を攻略しました。》



四月八日 午前7時50分。


四月のやわらかな湿気を帯びた風が、東京郊外にある一軒家二階の部屋の窓にそっと忍び込んでくる。

外では新学期を告げるかのように制服姿の学生たちの声が響き、街全体が少し浮き足立っていた。


今年から高校に進学した蹴崎(けざき)識奈(しきな)は、朝のベッドに寝転がっていた。


「識奈ーー! 早く起きなさい!!」


「遅刻するわよー!!」


母親の声が一階のリビングから聞こえてくる。


識奈はゆっくりとベッドから起き上がり着替えを始めた。


四月八日 午前八時三十分。

都立桜ノ杜高校の正門前は、新入生と上級生でごった返していた。


「おい新入生! サッカー部に興味ない?!」

「美術部は初心者大歓迎です!」

「軽音! 軽音だ! バンドやろーぜ!!」


校門から昇降口にかけて、部活勧誘の呼び声とビラ配りで熱気が渦巻く。

初めての高校生活に胸を躍らせる生徒たちの間を、識奈は一人、足早に通り抜けようとしていた。


(……面倒だ。さっさと授業受けて、終わったら真っ直ぐ帰ろう)


識奈は部活に入るつもりはなかった。高校に進学する前から――そう決めていたからだ。


「――おっ、やっぱり識奈じゃねえか!」


背中をバシンと叩かれ、振り返ると見覚えのある笑顔。

短髪に快活な表情。中学で同じ剣道部だった咲河ヒロが立っていた。


「なんだよ、お前。元気そうじゃん!」


「……ヒロ。お前、桜ノ杜来てたのか」


「当たり前だろ! しかもな、俺もう決めてんだよ、剣道部にな!」


ヒロは胸を張り、手に持っていた勧誘チラシを突き出す。


「お前も来いよ! また一緒にやろーぜ!」


「……断る」


識奈は即答した。

ヒロの笑顔が一瞬固まる。だがすぐに大きく口を開けて笑った。


「ははっ、相変わらず素直じゃねえな! じゃあ説明会だけでいい! な? 話聞くだけ! どうせ帰るつもりだったんだろ?」


「いや、俺は――」


「それじゃあまた放課後な!」


バシン、と背中を叩かれる。

ヒロは悪びれもなく笑顔を残して、そのまま校舎に入っていった。


(……ったく。あいつの強引さは、中学から何も変わってねえ)


ため息をひとつ。

識奈も仕方なく校舎へ足を向けた。


その日は新学期初日ということもあり、授業はなくお昼まで。

担任の簡単な説明が終わると、各クラスで一斉に部活動の入部届が配られた。


(……俺には関係ない)


そう思いながら、識奈は紙を机に突っ込むと同時に、いち早く教室を出ようと立ち上がる。


だが――。


「おーい識奈ァーー!!!」


隣のクラスのドア前に仁王立ちするヒロが、手を振りながら大声で呼んでいた。

クラスの視線が一斉に突き刺さり、識奈の顔にうっすらと赤みが差す。


「……うるせぇ」


反対側のドアから逃げるように出る。

だが数歩進んだところで、後ろから腕をガシッと掴まれた。


「ほらな、捕まえた!」


「……マジで勘弁しろよ」


笑顔で引っ張るヒロに、識奈は完全に観念した。


放課後。

仕方なくヒロに引きずられる形で、識奈は体育館横の道場へと足を運んだ。


すでに数人の新入生と上級生が集まっていて、正座した状態で先輩の話を聞いている。

道場の板張りの床は、かつての自分が何度も踏みしめた板の感触を思い出させた。


(……懐かしいな。けど、もう関係ない)


「それじゃあ、桜ノ杜高校剣道部の活動について説明します!」

元気な二年生の女子先輩が声を張り上げ、活動日や大会実績を次々と紹介していく。


横でヒロは「へえー!」とやたら反応が良く、先輩からも好印象を持たれていた。


一方、識奈は心ここにあらずだった。

道場に漂う独特の汗と木の匂い。竹刀がぶつかり合う音の記憶。

それらは全て「中三の夏」で止まっている。


説明が終わり、自由に先輩へ質問できる時間になると、ヒロが勢いよく手を挙げた。


「はい! 俺、中学で剣道やってました! 高校でも続けたいです!!」


「おお、経験者か。いいね、ぜひ一緒にやろう!」


先輩の笑顔に、ヒロは満面のドヤ顔で振り返る。


「……で、隣の君もだろ?」


「えっ!?」


なぜか先輩の視線は識奈へ。


「君も剣道やるんだろ?」


「な……」


「なんでわかったんですか!? 先輩!!」。


識奈よりも大きな声でヒロが食いついた。それに先輩は軽く笑って答えてくれた。


「姿勢がいいからさ。立ってるとき、座ってるとき」


「流石! な、識奈! 一緒にやろうぜ!」


「どんな誘い方だよ……俺はやらない」


識奈は短く、だが強い調子で言った。


一瞬、空気が固まる。

先輩は「あ、そっか……」と苦笑して話を切り替えてくれたが、ヒロは納得しない様子で小声をぶつけてくる。


「お前なあ……なんでそんな頑ななんだよ」


識奈は答えなかった。答えられなかった。

胸の奥に沈む“中三の夏”の記憶が、今もまだ彼を縛っていたからだ。


――剣はもうやらない。

その決意だけが胸の奥に重く沈んでいた。


しかし。


「でもよ、識奈……お前の歩き方、まだ“残ってる”ぞ」


唐突にヒロが笑いながらそう言った。

何のことかわからず眉をひそめる識奈。


「ほら、間合いを計る時の歩幅だよ。体が勝手に覚えてんだ」


(……やめろ。そういうのは、もう要らないんだ)


心の中で吐き捨てるように思いながらも、ほんの少しだけ胸の奥にざわめきが走った。


放課後の説明会を終え、ようやく解放された識奈は、真っ直ぐ家へと帰った。


――夜。食卓に並ぶ夕飯の湯気の向こう、母がふと問いかける。


「ねえ、識奈。部活は……しないの?」


その声音は何気ないようで、どこか探るようでもあった。


箸を動かす手が止まる。

識奈は少しの間を置き、視線を皿へ落としたまま答える。


「……うん、しないよ」


わずかに後ろめたさが胸をよぎった。すぐに父も母も何も言わず、ただ静かに食事が続く。

だが、その沈黙こそが識奈には息苦しかった。


「ごちそうさま」


早々に箸を置き、立ち上がるとそのまま自室へと戻ってしまう。戸が閉まる音を聞いた後、リビングには両親だけが残った。


母がため息をつきながら呟く。


「……あの子、本当に剣道から離れるつもりなのね」


父はしばらく黙っていたが、やがて携帯を手に取る。


「蓮に……相談してみるか」


「ええ。彼なら、識奈を放っておかない気がする」


短い会話のあと、父はゆっくりと番号を押した。


翌日。


「よーし、それじゃあ明日から授業が始まるからな! 忘れ物のないように準備しておけよ!」


先生の締めの言葉に、教室中から「はーい」という声がバラバラに返る。

チャイムが鳴り終わると同時に、ざわざわと席を立つ音が広がった。


俺も鞄を手にして帰る準備をしていた、その時――机の前に影が落ちた。


「……ヒロ」


「部活行こうぜ! 識奈!!」


ニカッと笑いながら机に両手をつく。まるで当たり前みたいに言いやがる。


「昨日も言っただろ。もう剣道はやらない」


「なんでだよ! もったいねぇーって!」


「……何でもだ」


「何でもってお前……」


ヒロは口を噤み、一拍だけ目を細めた。

その顔は、いつものお調子者の笑みじゃない。


「……もしかして。いや、もしかしなくても――まだ“全中のアレ”を気にしてんのか?」


(……ったく。やっぱりこいつは相変わらずだ)


普段は底抜けに明るくて元気なやつ。

でも決して鈍感じゃない。こうして平気で核心を突いてくるのがヒロだ。


(まぁ……俺の場合、分かりやすいんだろうけどな)


言い返す言葉が見つからず、ただ鞄の紐を握り直した。


「悪いけど俺は帰る。ごめんな」


椅子の背に掛けていた鞄を肩に引っかけ、そのまま教室を出る。

だが、廊下に出る前に背後から声が飛んできた。


「識奈!」


足が止まる。振り返ると、ヒロは不満げに眉をひそめ、けれど真っ直ぐな目をこちらに向けていた。


「俺はさ……お前ともう一度やりたいんだ。勝っても負けても、あの時の続き。

だから……逃げっぱなしはカッコ悪いぞ」


(……ほんと、こいつは)


わざとらしくため息をついて、視線を逸らす。


「……ヒロ。お前は相変わらず眩しすぎる」


そのまま歩き出す。

背中にヒロの「諦めねぇからな!」という声を受けながら。


教室を抜け、昇降口へ向かう。

窓から差し込む春の光は柔らかいはずなのに、胸の奥はどうにも重く沈んでいた。


(全中の記憶……か。忘れられるわけねぇだろ)


靴を履き替え、真っ直ぐ帰路につく。


その頃、後ろの廊下では別の会話が始まっていた。


「おーい、ヒロ。また蹴崎を誘ってんのか?」


「ん? おー、二人とも。そうだよ、俺はあいつと剣道がしたいからな」


「ふぅん……あいつ、そんなにすごいのかよ」


問いかけに、ヒロは即答する。


「すごいぞ、アイツは!」


胸を張って断言するヒロに、片方が鼻で笑った。


「ふん。どうだかな。少なくとも俺はそうは思わねぇけどな」


「……またかよ、幸樹(こうき)


横にいた幾斗が呆れたように言う。


「幸樹って、蹴崎のことあんまりよく思ってないよね」


「うるせぇ! 幾斗(いくと)には関係ねぇだろ!」


幸樹の声が昇降口に響く。

そのやり取りを背中で聞きながら、識奈はただ歩を進めていた。


家の玄関をくぐると、リビングのテーブルに小さな黒い箱が置かれているのが目に入る。

宛名は自分。送り主は――「蹴崎 れん」とあった。


(……叔父さんから?)


蓮は父の年の離れた弟。家を早くに出てから海外で研究職に就き、ほとんど音信不通に近い。

ただ、識奈の両親が彼に相談を持ちかけるほどには仲が良い。逆に叔父さんから父さんや母さんを頼ることもあるらしい。


二階の自分の部屋に戻り箱を開けると、漆黒の輪が現れた。

表面には細かな文様が浮かび、光を受けるたびに淡い青白い輝きが瞬く。


それはまるで、夜空に散る星の粒子を閉じ込めたかのようだった。


「これって」


――《Veyra》。


世界中で普及しつつある、次世代スマートウェアラブルARアクティベータデバイス。


同封されていた短い手紙を、識奈は手に取った。



『識奈へ。


君が剣を置いたと聞いた。無理に戻れとは言わない。


けれど、この世界には“戦わなければ触れられない現実”がある。


それを知るための道具を送る。


もし君が再び剣を手に取る気になったら、これを使え。


――蓮』



「……何だよ、これ」


識奈はVeyraを箱に戻しベッドに横になった。


(父さんが連絡したんだろう。余計なことを……俺はもう……)



”もし君が再び剣を手に取る気になったら……”


瞬間、脳裏に浮かぶ。あの道場の匂い、学校に響く竹刀がぶつかる音、そして――。

『また一緒にやろーぜ!』

『逃げっぱなしはカッコ悪いぞ』


不意打ちのように、記憶が胸を締め付けた。


「チッ!


ベッドから起き上がり識奈は眉をひそめながらも、手首に輪をはめてみる。

ぴたりと肌に吸い付くように馴染み、淡く青白い光が浮かんだ。


その瞬間――。


視界に、文字が浮かび上がる。


──《AnomAシステム・Veyra接続準備完了》──


「……は?」


戸惑う識奈の前に、まるで幻のように淡い光の粒子が現れ、部屋の空気が変わる。

昼の陽射しの中に、別の層が重なって見えた。


Overlayer(境界の探索者)、AnomAへようこそ。》


(これが……“AnomA”……?)


その言葉が、まるで誰かの声のように囁かれた。

ここまで読んでくださりありがとうございます!


次もぜひ読んでください。

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