プロローグ
初投稿です。拙い文章ですので、アドバイスをいただけると幸いです。
いつからだろう。自分の人生が退屈になったのは。
現在高校2年生神崎拓真は思った。
いかにも「普通」だ。運動は苦手だが、勉強成績は常に上位を取るように頑張った。
「拓真、ご飯よ起きなさい!」
そんなことを考えているの母が起こしに来た。この年で母に起こされるのはかなり恥ずかしい。
一応理由を話すと、最近ドラマ、映画、アニメに、どハマりしているのだ。退屈な日々での唯一の彩りだ。小さな頃では主役にただただ憧れていたが、最近はそれ以外の役に注目するようになった。影から主人公を支えたり、主人公の成長を手助けする敵役など様々だ。
かなり初歩的な視点だがもっと研究して、いつかその仕事に携わりたい。と思えるほどには自分の人生の中で大きなものとなっていた。
リビングに向かうと、母と父が朝食を食べていた。
「もうできちゃってるから、早く食べなさい。」
朝食のパンを食べながらテレビをつける。
「最近行方不明事件が多発しており....」
「あら、怖いわね琢磨も気をつけなよ。」
「言われなくてもわかってるよ。」
僕は適当に返事してご飯を食べ終え学校の準備をした。
€ € €
教室に着くとほぼ全ての生徒がいて騒がしくしていた。
「ホームルーム始めるぞー。今日の予定は....」
担任の加藤先生がそういうと一旦みんなが静かになった。
もう察していると思うが僕には友達がいない。友達を作れば楽しい人生になったのだろうか...虐められていないだけいいだろうか。人間関係って難しい。
「連絡は以上だ。」
加藤先生がそう締めくくるといつも通りの日常が始まる
はずだった
「!!!?!」
急に地面が光を帯びた。皆が声にならない悲鳴をあげていると視界がシャットアウトした。
好きな映画はkyarakutaと僕のワンダフルライフです!!!