表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王を倒した勇者の息子に復讐をする悪堕ちヒロイン達  作者: 音喜多子平
堕ちた竜騎士
21/163

1‐21 ※キャラ設定のおまけ付き


「え? じゃないですよ。昨日の事は覚えているでしょう? 散々暴れまわったんですから」

「あ、はい」

「それにどう考えたってあなたの事を放ってはおけないです。平気で人を襲いそうだし、聞きたい事も沢山ありますし」

「な、なんでしょう?」

「まずは他の【八英女】の事です。確か一人を除いて六人の事は知ってるんでしたね?」

「ええ」

「何となく予想はついてますけど、ドロマーさんと同じようになってるんですか?」


 そう聞かれたドロマーは不敵に笑った。


「ふふふ。その通りですよ。もうあなた達の知る【八英女】はいないのです。私達はそれぞれが魔王様によって救われ、魔王様をお守りすることこそがこの世界の為と気付かれたのです」

「という事は母さんがやんちゃしてた頃に眷属にさせられたんですね。少し厄介だな」

「魔王様の所業をヤンキーの過去話みたいに言わないでください」

「ところで他の【八英女】の方たちは?」

「…魔界を出るところまでは七人で行動していました。そして人間界に辿り着いた途端、スコアが魔王様を討ち、子供までいるという噂を聞いたんです。それが本当かどうか、真実であれば腹いせにその子供を堕落させて勇者に見せつけてやろうという事で結託しました。そのついでに誰がその子供を堕落させられるか競争しようと…」

「…はた迷惑な。けど好都合ですね」

「え?」


 今度はメロディアが不敵に笑って見せた。


「という事は黙ってても向こうから来てくれるって事じゃないですか」


 ドロマーはその笑顔にゾクリと身体を身震いさせた。


「とにかく弁償できないのならしばらくの間は労働力を提供してください。父さんと母さんには一度戻ってきてくれるように伝えますから」

「え? それって大丈夫ですか?」

「何がです?」

「私がメインヒロインになりますけど、非処女ですよ? しかも相手は主人公の父親」

「言うな! 意識しないようにしてんだから」


【竜騎士ドロマー】



身 長:170cm、ドラゴン時は約9m

体 重:53kg

眼の色:青

髪 型:銀髪。平常時は肩を越す長さのストレート。戦闘時にそれを一つに束ねる。

服 装:ボディラインを強調するボンデージのような鎧 → 皮鎧

武 器:剣、槍

特 技:パーティの中で一番、指パッチンが上手い

趣 味:裁縫、刺繍、服作り

役 割:前衛

出 身:古竜の国・ムジカリリカ


【元】龍族の英雄と称される竜騎士。ドラゴンと人間の二つの姿を取ることができる。魔法はさほど得意ではないが、種族の特性として強い魔法耐性を持っておりそれに頼った特攻が得意。剣の腕前は勇者スコアに一歩譲るモノの、龍化しての火炎と爪の攻撃は精霊の加護を発動させたスコアがやっとの思いで防げるほどのもの。生涯で唯一倒せなかった人間としてスコアをリーダーとして認めた。

【堕】魔界に入って早々に罠にはまった勇者一行を救うため、単身で囮になる。その後、魔王軍に囚われてしまい拷問や洗脳を受けた末に淫紋を施されサキュバス化。スコアに密かに抱いていた恋心を淫靡さに変換させ、彼の篭絡に努める。魔王に直接術式を施されていたため、堕ちたメンバーの中ではより強力な闇の魔術を使う。その為に堕ちたパーティのリーダー格として振る舞っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ