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8話

サブタイトルは…おいおいつけたいです

僕は銀貨5枚を払い、宿と冒険者ギルドがある場所を聞いて街に入った。

兵士の人達はもう少し話を聞きたそうだったけどお金を渡してアイルとだけ名乗って、疲れているから早めに街に入りたいというとそこまで時間はかからずに入ることができた。


道を真っ直ぐ進んでいく。

(やっぱり冒険者ギルドがあるのか。どんなところだろうなやっぱり荒くれ者が多いのかな、でも稼ぎがないとまずいよなー…確かずうっと真っ直ぐ言った先にあるって言ってたよな一応登録だけしとくかこういう時は誰かに絡まれるのがテンプレだけど…)そう思いながら街を進んでいく。


露店が多くていろんなところからいい匂いがする。「そういえば昨日の夜から何も食べてないや…何か食べようかな串焼きみたいなのが美味しそうだな…」そう思い、露店へ向かう。

「おじちゃん、串焼き五本ちょうだい!」

「まいど!じゃあ銅貨3枚と、慶貨5枚ね。お金持ってるかい?」親切だな

「持ってるよ!はいちょうど」

「まいどありー!五本買ってくれたから一本おまけでつけてやる。熱いから気をつけて食べろよ。」

「ありがとー」美味しいのかな、一口食べる。

「…うまいタレはお好み焼きのタレに似てるかもしれないな…」やっぱり空腹は最高のスパイスだこのペースで食べたらすぐなくなる。美味しい!ギルドによった帰りにも少し買おうかな…いやでもお金がないって話をさっきしてたばかりなのに…

そんなことを悶々と考えている間に冒険者ギルドと書かれた看板が見えてくる。


ギルド内はとても綺麗だった。それに、朝とも昼とも言えない微妙な時間であるせいなのか人が全然いない。絡まれる心配もなさそうだ。とりあえず受付で冒険者の登録をしたい。…できるよね?

「すみませんー」

「どうしたのかな僕?依頼を出しに来たのかな?」

「いえ、登録をしたいのですが…」

「………ええと…冒険者はあぶないんだよ?やめといた方がいいよ?君は何歳なのかな?命は一つしかないから大切にしないといけないし、戦う力がないとお金も稼げないから。そもそもーーー」

というような話を30分ほど聞かされた。心配してくれているのはわかるが…そこまで話さなくても…解せぬ。

「でも今は手持ちがありますけど、収入がないとどう考えてもやっていけないと思うんです…冒険者は自己責任だと聞きました。お願いします。最初は簡単な依頼だけしかできなくてもいいので登録をさせてください。」

「…はぁ、わかりました。では登録料の銀貨3枚をお願いします。」登録させてくれた。よかった〜

「冒険者についての説明は必要ですか?」

「あ、お願いします。」

「はい、まず依頼は各ギルドにあるボードに貼ってあります。最初はFランクなので一つ上のEランクまでの依頼を受けることができます。依頼は大きく『採取』『討伐』そして、『合同』『緊急』と四つに分けられます。後の二つは一パーティで行うのではなく、何パーティかが合同で行うことになります。そのため、危険な任務が多いです。大抵はランク制限が設けられ、足手纏いにならない程度の戦闘能力を持っていることが必須条件となるでしょう。

『採取』『討伐』は、ゴブリンや、薬草の採取などの常設と、依頼によるものがあります。前者を受ける際には受付に来て、常設依頼の名前だけ伝えていただけばこちらで受理します。依頼の場合、ボードにある手配書を破いて受付にお持ちください。それで受理します。おわかりいただけましたか?」

「はい!ありがとうございました!早速依頼を見てきます!」

「その前にギルドカードを作るための書類を書いてください。代筆は必要ですか?」

「いいえ、いらないです。」

「わかりました。あ、今更ですが、自己紹介を、私の名前はクラリスと申します。以後よろしくお願いします。」

「丁寧にどうも、僕の名前はアイル、アイルステイトラです。こちらこそよろしくお願いします。」

「ステイトラ……はい、よろしくお願いします。」


こうして僕は冒険者となった。



(^o^)アイル これ受けられますか?

(^^;;クラリス なんでCランクの依頼を受けようとしてい   

     るんですか?

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3アイル す、すみませんー!

ʅ(◞‿◟)ʃクラリス はぁ…先が思いやられます。

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