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001 始まる物語

どうも、クロジャです。

前回いい忘れた事があります。

投稿についてなのですが、絶対とか、約束なのはできませんが、なるべく空いても一週間未満にしておきます。

それでは、どうぞ。

「お~い、理解してくれた!?」


「...」


「ちょっと~?聞いていますか~?おーい!おーい!」


「...うるさい耳元で叫ぶな」


「それは失敬失敬。それで?理解してくれた?」


「知るか」


あの日から、だいたい一週間後ぐらいの事だったろうか。

⬛️⬛️が仕事から帰って来たときに、僕が青ざめた顔でボロボロになりながら、ブツブツと何かを呟き、死んだ顔をしていたらしい。


らしいというのは、僕はその時の記憶が一切無いからだ。


そして現在。僕はあの日から、約一年立ち、中学三年生になっている。


そして僕はそこから学校には行かなくなった。

⬛️⬛️も学校を行かなくても、特に何か言葉を掛けることは無かった。


そして今日、夜の一時ぐらいに食料が無くなったことに気付き宅配を頼もうと思ったが、その時偶然にも携帯が壊れており、電話が出来なかったので、仕方なく久しぶりに外に出た。


スーパーで大方の食料を買い、家へと帰ろうとすると目の前に謎の球体が現れたのだ。


ラノベとかでこの手のものは何度か見たことがあるが、現実では起きるわけないと思っていた。

しかし、目の前には明らかにそれらを覆す物があるのだ。


そしてそれは僕の方へ近づいたかと思うと、光を放った。

あまりの眩しさに目を抑え、光が収まったところで目を開けるとそこは廃工場のような場所だった。


つまり、瞬間移動らしき事をコイツはしたのだ。

戸惑っている僕にコイツはどこに口が生えているか、喋りだしたのだ。


その時の第一声が、


「HELLO!!あ、いや、夜だからGOOD EVENING!!かな?どう思うよ、ねぇ」


だったのだから思わず脱力してしまった。


そして今に至る。


「も~!ノリ悪いって~」


「ノリなんかどうだって良いんだよ。それでなに用なんだお前は」


「ほ?意外と冷静ですな~。心臓に毛でも生えているのかい?」


「会っていきなり瞬間移動しといて、第一声がそれなんだから驚こうにも脱力するわ」


「なんだかそれは残念無念...ま!!それは良いとして質問にお答えしようではないか」


「なんで偉そうなんだよ」


久しぶりなのにここまで話せるのは、コイツが人間じゃなくて球体だからかなのか?

にしても、こんないかにも怪しい場所でこんな奴が気持ち悪いくらい明るく話してるんだから、端から見たら大分シュールな光景だぞ、コレ。


「私があなたを呼んだのは~...そう!!異世界へと連れていくためですよぉう!!」


「断る。で、どうやって帰るんだ?」


「はいはいですよね~...っていやいやいやいやいやいや!!異世界へ行くなんて男子の夢でしょう!?喜ぶならまだしも断るなんてありえないでしょう!?」


「どこから集計したんだよ、その情報」


「えへ?」


球体があぞといことしたってなんか...気持ち悪い。


「にしてもどうしてです?異世界なんて面白いもの...断る理由でも?」


「別に...断る理由はないが言ったところで...というか面白くなんか無いだろ」


面倒だし、めんどくさいしな。


「ふふっ♪そうですか...そう思いますか?でしたら...」


「あ?おいなんで近づくんだよ」


ふふふ...と謎の含み笑いを漏らしながら近付いてくる球体。

じりじりと追い詰められていく僕。

逃げるべきか...どうするか...。


「面白いか面白くないかはーーー東雲様が見て!!感じて!!聞いて見てください!!」


そう言い、謎の球体...の、後ろの景色がドンドン変わっていく。


ピロピロピロピロ


パパッパパッパパッ


ポパポパポパポパ


周りの景色が変わるだけでなく、アニメや小説で見るように謎の音と共にデータ化されていった。


「...おいおいおい。可笑しいだろ、なんの脈絡もなくこんな展開とか...」


「あるんだなぁ~...こ・れ・が♪」


周りの光景はデータ状のものから...そう、まるで異世界みたいな...中性ヨーロッパ風な景色に、変わっていく。

そして...気付いたときには、地面が、なく、なっ、てーーー


「うわぁ!?」


「あ、やばっ」


やばいって言ったぞ今。コイツも予想外なのかよ。

そう考えている間も地面は消えていく。

地面との高さはおよそ考えても...一千メートル...。


多分、落ちたら、死ぬ。


「ん~まぁ、良いですか。これはこれで面白いですから」


おい。

面白いで済まされる状況じゃないだろ。


「あぁ、大丈夫ですよ。死なないようにしますから」


「そういうことじゃーーー」


そしてついに地面が消える。

それはつまり現実が現実で無くなる...という、こと?


「まぁ、聞くより知る方が良いでしょう」


そして僕は転落していった。

読んで下さり、ありがとうございます。

面白かったら幸いです。ありがとうございます。

また、評価や感想。誤字脱字変更ミス報告などをして頂けるとありがたいです。

それと、キャラなど細かい情報が欲しい場合、質問していただければできる限りの情報を出します。

よろしくお願いします。

では、また。

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