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200文字小説

希望の風船(200文字)

作者: うわの空

 長い間、入院生活を続けていた彼女には友達がいなかった。

 友達がほしい。そう願っていた彼女は、いい事を思いついた。


 彼女は便箋を用意し、そこに一生懸命手紙を書いた。

 友達になってほしい、と。


 そしてその手紙を風船にくくりつけ、窓から飛ばしたのだ。



 赤い風船は空高く飛び、



 近くを飛んでいたカラスのくちばしに当たってパーンと割れた。




 彼女の病室に、手紙が落ちてきた。

 見覚えのある字で、友達になってほしいと書かれていた。

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