無双したい
「はい、とゆー訳で私たちはいま、街はずれの草原地帯に来ています。いやーたくさんのモンスターが見られて、自然の豊かさを感じさせてくれますね、ネシアさん」
久々にちょっとのってみた。やりたかったからな。
で、3人はと言うと…
「ユーマさんどどどとうしたんですか!」
「ユーマ熱でも…」
「ユーマさん……わたしどうしたら…」
誰かつっこんで…
シキはかつてないほどの動揺してるし、ネシアも大阪弁っぽいの抜けてるし、ツユナはまあ…正解?
ネタが通用するとはおもってなかったけどさ、ちょっと、ね、やってほしかった。
「なにしてんだ、さっさと狩るぞ」
「はい…なんか釈然としないですね」
「せやな」
「ええと、それでわたしはどうすれば?」
まあ色々と混乱に叩き込んだだけでした。
でも面白かったから、積極的にぼけていこうと思う。
なんか日本のお笑い文化って異常に発達してるらしいし。
なんて考えてるとーー
「ユーマ、きたぞ」
「ゴブリンの群れですね、30代くらいの」
⁉︎30代くらいのゴブリンの群れ…なにそれ。
年齢わかることにまず驚きだわ。
「30人いますよ〜ユーマさん気をつけてください」
…30人の聞き間違いだったっぽい。
いや、違うな。シキの言い間違いだろう。
俺は間違っちゃいねえっ!
「さっさとやるぞ」
「「「はい(まかせとき)[わかりましたっ]」」」
ここは揃うんだ。
まあいい、雑魚共め!俺様の餌となるが良い…フハハハハ




