表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キスDE世界征服!?  作者: 守護
34/52

狩り続けて…


最初にゴブリンを倒してから、どれくらい経っただろうか。


俺たちはまだFランクだったと思うんだが。

シキとネシアは狩り続けている。


「せやあっ!」

「やぁぁぁぁっ!」

「あのー、二人とも?そろそろ帰らない?」


「あとちょっと」

「あと二体狩ったら帰りましょうか」


なんて言い出してもう何匹…

俺の背中の鞄の中には魔石がゴロゴロしてる。

いや、稼げるのはいいんだけどね?

さっきからオーガとか、ハイオークとか、ゴブリンメイジとか、明らかな上位種を狩ってるんだけど。


オーガなんて一体討伐でもCランクあったよ?

それに…

魔石回収係も中々エグいんだよ。

二人が惨殺した死体から取り出すのって。

これが高く売れないなら絶対取らない。


正直、二人に散々仕込まれたからな。

これくらいできないとって…魔物の解体。


はあ、そろそろ戻るか。日も落ちてきたし。


「二人とも〜。日も暮れそうだし、街に戻るよー?」

「わかったー」

「わかりましたー」


返事はいいんだ、返事は。

あとは実際に動いて欲しいんだ。


*********


結局、15分くらいあとにようやく帰り始めた。


「今日だけでどのくらい狩った?」

「うちは70くらいかな」

「私は65くらいだったと思います」


「……。魔石200個は超えてるんだけどそれは」


「乙女の秘密ってやつや。な、シキ」

「ですよー」


乙女…なんだろうか。

女の子ではあるのだが、乙女…ね。

乙女が魔物を2人で200匹も倒すか?


俺は倒せてないからな。

1回させられたけど、オーガ相手とか逃げますし?

ゴブリンならやれたけど。

それも一体が限界。


俺が弱いのか、あいつらが強いのかわからなくなってくる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ