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寝る
「気持ちよかったわー」
「やっぱりお風呂はいいですね〜。あれ?ユーマさんお風呂入らなかったんですか?」
くっ、俺だって入りたかったよ。
女将さんがダメだって言うし。
なにより女湯に突入するような根性は無い。
「入れたら入ってるよ。もう寝るぞ?」
「ユーマ、どう寝るん?」
「そうだな。俺が床で、2人はベットかな」
「「え?なんで?」」
一緒に寝るとさ。
主に朝、寝相に殺られかけるからだ、なんて言えない。
「逆にどうやって寝るんだ?」
ここはひとつ、きいてみる。
「ウチとシキの間にユーマ」
「決まりですね。早く寝ましょう♪」
んー。俺の意思は?
そして、身の危険があるとわかっていても進む俺の足よ、何をしている。
「だいたい、今まで土のドームで寝たとき一緒やったやん」
「そうですよ。早くっ」
はぁ、しょうがないか。
実際、朝の寝相を除けば俺も幸せになれる。
…手は出してないよ?念のため。
書いていたものが消えた…
そして、上げようとした今、消えたものが出てきた。
大変ですね、書き直すの。
てな訳で、昨日中にあげたかったんですけどね…無理でした。