魔物との戦闘
ネシアと話していると、シキが空気とかしていた。
不機嫌そうなのだが…なぜだ?
「シキ、どうしたのか?」
「いえ、どうもしてませんよ」
むむむっ。やっぱり怒ってる。
なにか、きっかけが絶対あったはずだ。
うーん…あれにやられた後のネシアの行動とか?
あれってやっぱキスだったのかなぁ。
んー、でもいきなりキスとか違ったら最悪だしな、やめておこう。
「とりあえず、月光草を取ろうか」
「せやな」
「そうですね」
なんか気まずい。
そして、さっきからシキとネシアが無言の威嚇をしあっている気がするんだが。
気のせいかな。
「なあ、ネシア?さっきのってー」
「さっきの?いや、なんでもないやんか」
「本当に?」
「ほんまに」
じーーーっとネシアを見ると、やっぱりあれだ。確信が持てた。
シキはなかなか気持ちがわかりづらいけど、ネシアはわかりやすい。
俺だって、ネシアが俺のこと好きなのかなぁとは思っているし、俺も好きだが…。
違ったら恥ずかしいしね、聞くこともないと思ってた。
「ネシア、キスか?さっきの」
「……いやー、それは、なあ」
ネシアと話していると、また更にシキの周りの温度が下がった気がする。
まさか…ね?
一週間ほど、恐ろしく忙しいのでもしかしたらあげられない日があるかもしれません。
あげられなかったらごめんなさい。