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キスDE世界征服!?  作者: 守護
24/52

採取とキス

「聞いたところだとこの辺なんだが…あるか?」


俺たちは月光草採取のクエストで、街から一歩出たとこの森の中にいる。


「シキとネシア、あまり離れるなよ?」

「わかってますよ、ユーマさん」

「いや、もう少し近づいて欲しいかなーって」


そう、夜の森は危ないのだ。

いくらそこそこ強いとはいえ、舐めてかかると火傷する…どころじゃない。

それに、暗闇にランタンの光のみで行動とか…俺が怖い。

二人がどうであれ、俺が怖いから離れられないのだ。


『ガサッ』


「うおっ、なんだ!何が出た⁉︎」

「落ち着いて、ユーマ。なんもおらんよ」

「ユーマさんもしかして怖がりですか?」


さて、ここでカミングアウトするべきか。

呆れられるくらいならいいのだが、ね?

男としては認めたくないんだよなぁ。


「い、いや、べ、別に怖くなんかないぞ?」

「「じーーーっ」」


疑惑の目で見られたが、なんとか難を脱したようだ。


「ん?あの光は…」


おしえてもらった場所の近くを探し回っていると、青白い光がうっすらと見えた。


「なあ、あれか?」

「おっ、やるなぁユーマ。素人目にして見つけるとは」

「ユーマさんっ…すごいです」


ん?ちょっと待てよ、何かがおかしい。

具体的に言うと、シキがおかしい。

酔ったような目をして、口調も少し幼い…かな。

それに、俺もそろそろ…頭がぼーっとしてき……。


「…っユーマ⁉︎」

「ん〜?どうしたんだ?ネシアぁ」


「くっ、これは………」


*********.


唇に何かが触れた。

暖かくて心地よい。

それに、しばらく寝ていたようで気分が…

あれ?なんで俺は寝ているんだ?

確か。


「っくはぁ。俺は一体…っネシア⁉︎」


目を開けると、目の前にはネシアが。


「ユーマ、やっと起きたか。よかった〜〜」

「すまんな、心配かけたみたいで」


「いや、ウチもちょっとやりたいことがやれたし…」


やりたいこと、か。

もしかして、夢見心地に唇に触れたのはネシアの…?

いや、そんなことはないか。

いい方に考えすぎだ。

だが、気になる。


「ネシア?やりたかったことって?」

「はっ、いや、その、…言わせんなぁ」


なぜかツッコミを食らったが、俺の口元をずっと見てたので大体わかる。


「ところでシキは?」


大変なことに気づいた。

シキが空気化していた。



なんとか…題名詐欺にならないようにルート修正していきたいところです。


…既に題名詐欺?チョットナニイッテルカワカリカネマス。


まあ、これからにご期待ください。というところでまた次回っ。よろしくお願いします!

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