こんどこそ
こんどこそ
「ねえねえ、ユーマさんユーマさんっ!こんどこそあの門ですよ!今度はほんとに着いたんですよね⁇」
シキが興奮しすぎててこわい。
まあ、坂のぼって、尖塔が遠目に見えたとこから2日…
ずーっと大きさが大して変わらないまま見えていたもんな。
「ああ、ようやく、だな」
この世界に来てから二つ目の、街だ。
一つ目は有って無いような機会だったからな…
しかし…
「なあ、ネシア。この門はーーちと、でかすぎないか?どう見ても100m以上あるんだが…それに壁も50mは下らなさそうだし」
「うちにはそのmとかいう基準がわからへんけど、ここは特別やけんなぁ、大きさが」
「ふえええええ…大きいですぅ。大きすぎて…やばいですよぅどうしましょうユーマさん」
少しシキの言い方が危険な気もするが…
まあいい。それと、この世界に前の世界のサイズの基準は通用しないようだな。
以後気をつけておかないと。
「とりあえず、入ろうか」
「せやなぁ。時間もかかりそうやし」
「時間?」
ここに来て、まだ時間がかかるだと⁉︎
門はもう目の前にそびえ立っているというのに。
「いやー、だってうちら、冒険証持ってないし。身分がわかるの持ってないけん、長くなると思うわ」
「そうかー…」
やべえ、俺のこと聞かれると、どう答えようか…
曖昧にしていたが、きっちり設定を作っとかないとボロが出そうだ。
すみません…昨日は湿気からくる偏頭痛に悩まされ、画面を見るのが苦しかったのでかけませんでした。
今日からまた、毎日続けます(体調不良除く)
皆さんも、季節の変わり目ですし、体調には気をつけて!