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ようやく
人がそのままの姿で死んでいた村を通ってから、3日後。
「そろそろ…つかないのか？」
手持ちの食料も心許なくなってきたし、なにより風呂に入りたい。
だってもう二週間くらい…彷徨ってるから。
まあ食料は狩ってくればなんとかなるが。
「お風呂に入りたいです…お風呂に…お風呂。お風呂。お風呂」
「シキっ、またおかしくなってるぞ」
今日だけで3回目だ。まだ昼飯も食べてない時間なのに。
精神に作用する魔法でもかけられたかと疑ったが、何もなかった。
つまりは、単純にやばいということだ。
「なあ、ネシア…まだかな」
「せやな、そろそろ見えてきてもええねんけどなぁ」
「…！！あれはっ！ユーマさんユーマさん！あの塔は」
坂を登りきったところで、シキが叫んだ。
はい、今日も更新…です。
相変わらずの少なさw
日々続けることを第一に頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。
