5話 ナンデモクエスト
ドロブネ
「うう、やばいやばいやばい…」
手順書を取り出す。
上から順番にペンでチェックを入れている。
ドロブネ
「うわ!やっぱりイレギュラーだ!レギュラーにする為にやらなきゃ…ああ、嫌だなー…次みんなも活かせるように頑張らなきゃか…人柱は俺一人で十分!他の人はショートカット!痛い思いは一度で十分!他の人まで痛みを味わうのは愚の骨頂!」
ペンで手順書に書き込む
ドロブネ
「よし!シジマチさん、ミタメノミさんお願いします!俺、根性無いので仕組みを直すしか能がないです!必殺技は磨けないけど必勝のルーチンは磨けます!」
イレギュラーをレギュラー化する:イレギュラーには【機転】で対応するしかない場合が多いが、ドロブネは【システム(手順)】で対応。
【二度と同じ失敗・焦りを繰り返さない】
【一度クリアしたなら次回からその成功を使えばよい】
ドロブネ
「未知を既知に変えて、誰でも倒せる、作業、に!ご安全に!恩返しだ!」
ホワイトアウト
ピロリン
戦士 ゼンエイ
「お、一斉リクエストか!なになに?討伐リクエストの加勢リクエストで場所はコノバショ123か…」
フェードアウト
———
フェードイン
真っ白な空間
友人だった者
「ああ!この手順書を書けるのはドロブネだけだよ。なぜなら、彼は誰よりもできない奴の気持ちが分かり、色んな事象を最小単位に分解し紐解くのが趣味で複雑に絡み合っているのを単純シンプルにできるからね!オラみたいな学が無くてできないやつでもドロブネが作った手順どおりにやれば成功したからね!」
元傭兵の友人だった者
「ドロブネの価値?確かにフィジカルもメンタルも弱かったよ。威力、ではなく、他者を勝たせる力だけはずば抜けてた。」
親友だった者
「最強の道具を作れるのは、世界で唯一、最弱の痛みを知るドロブネだけだ。こうも言ってたな、最弱だからこそ、弱者がどこで詰まるか、どこで怖がるかも分かる。俺怖がりで心配性だから、って」
フェードアウト
———
フェードイン
ドロブネ
「勇者リクエストとナンデモクエスト上手くいきそう。個別リクエストと一斉リクエストと加勢リクエストの展開は、個人の無双から皆無双へ移行できそう。」
ピロリーン!
魔法「命を救うお助けナビ」発明!
ドロブネ
「……アノレイノ巨人……」
———
続く
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