3話 勇者運営製作委員会 勇者運営リリース
勇者運営リリース前夜
ドロブネ
「シジマチさん、ミタメノミさん、勇者運営手順書作っておきましたのでこれ通りにいつも通り処理お願いします。料金と手順書です」
シジマチにコインと手順書を渡す
シジマチは長くて艶やかな長い深紫の髪をくねくねしながら、ゆっくりと手に取る
シジマチ
「いらっしゃいまし~あいよ~毎度あり~♪あたいの上客ちゃん今日もよろしゅうに!」
ピュアホワイトベリーロングヘアー
前髪も長くあまり顔が見えない
小柄
ミタメノミ
「……」
ミタメノミはモジモジしている
ドロブネ
「ミタちゃん。今日もよろしくね。はい。料金です。シジマチさん待ちなのでこれでも食べてまっててね。これ例のあのお店のだよ♪」
ミタメノミにコインとチョコミントを渡す
シュッ!
シュッ!
パシッ!
パシッ!
ミタメノミは一瞬で奪い取る
首からぶら下げたパンパンの猫がま口財布にチャリンと入れる
良く見えるように前髪を一瞬で束ねる
二重たれ目のその青い瞳で一点を見つめる
ニヘラ~
ミタメノミは猫がマタタビを与えたような恍惚の笑顔でがま口の中を見つめながらチョコミントにかぶりつく
ピタッ…
二重たれ目のその青い瞳で一点を見つめる
ミタメノミ
「……」
ニヘラ~
ピタッ…
二重たれ目のその青い瞳で一点を見つめる
ミタメノミ
「……ウマッシュ~…」
ニヘラ~
ニャンコがマタタビでとろけているようなにやけ顔のミタメノミである
シジマチ
「……」
シジマチはその様子を棒付きの飴を口にしながら、
椅子にふんぞり返りながらギコギコしながら、
いつもの日常だなという顔で見ている
シジマチ
「さてさて…いっちょやりますか……」
手順書に視線を移す
シジマチは手順書通りにしか魔法使えない
ミタメノミは見たまましか具現化できない
ドロブネ
「自分がバカだと思ってるから、極限までわかりやすい、最強、できたかなって、子供レベルの俺でも分かるように子供でも分かるように作ったので、俺より上のレベルの人ならより分かるかと…てか良くあるカッコイイのが作れないだけなんですけどね!」
シジマチ
「うんうん!あたいでもすぐに分かる!子供でも分かる文章で難しいワードもないから手順通りにやりやすいわ」
ドロブネ
「良かったー!いつもみんなに助けてもらってるから少しでも恩返ししたいからもっと頑張ります!恩返しだ!」
シジマチは石板と杖を出し、勇者運営魔道手順書を指差し確認しながらゆっくりと詠唱
シジマチ
「各勇者にリクエストを飛ばす。
報酬と内容は受ける前に提示。
そのリクエスト受けるかどうかは勇者次第。
受けた後も簡単にキャンセル可能。
リクエストを自身で設定した回数クリアで週間ボーナス。
特別クエスト達成で追加特別ボーナス。
リクエスト一件処理で経験値付与、一定値を超えるとパーティのレベルが上がり、一定値を超えるとランクが上がる。
リクエスト時の報酬は需要と供給で変動するという、ていのダイナミックプライシングとうたう、ブラックボックス化…。
リクエスト時に提示した金額を支払う、それより低くも高くもならないとする。
だが、プールしておいたのを使い、たまにリクエスト時に提示された報酬より多く払う…。
ラッキーホワイトブラックボックス…。
」
パァッ…
ミタメノミの前方に具現化された映像が映し出される
ミタメノミ
「……コナオトシ……」
ミタメノミはその、映像を瞬き一つせず凝視する
【プライミングミラーリング】発動!!
ミタメノミの弱点・欠点と言われている外部に影響されやすい事象はドロブネの手順魔導書に組み込み弱点・欠点ではなくなった。
ドロブネ
「シジマチさん、ダイナミックプライシングブラックボックス、の魔法なんだけど、なぜその報酬なのか、を隠すことで情報の非対称性を上手く使えると思ったからお願いしました。いつも手順通りにありがとうございます!」
シジマチ
「こちらこそよろこんでええ!あたいは言われた事は必ずやりますぜ!」
ドロブネ
「シジマチさんの、一定値を超えるとレベル・ランクが上がる、魔法は明確なフィードバック与えるから抜け出せなくさせる、中毒性、がでてそうで成功と言ってよさそうです!みんなの協力で良い方向へ進んでると思います!」
シジマチ
「おーおー、言われたとおりにやるだけで成功なんてサイコーかよ~」
ドロブネ
「俺は、ヘデローシスガッチャンコしかできないポンコツなので才能ある皆がいないと、なんもできないので今後ともよろしくお願いいたします!」
ミタメノミだけ時が止まっているかの如く映像を見ている
ゴクッ…
———
続く
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