2話 手順魔導書 展開 誰にでも効くたった1のダメージ
アコガレ
「くそ!こんなはずじゃ…わっかんねーよ!ああああ!!」
キラメキ
「クッ!どうすれば…どうすればどうすれば……あああー!!」
暗転
土埃舞うクレーターだらけの地
その地から上空のこちらを見上げている人影
暗転
高高度から見下ろす白黒画面
画面中央が真っ白に
暗転
勇者達の周囲に得体の知れないもの
勇者達は囲まれている
徐々に漆黒の影が……
暗転
ドロブネの手から魔道手順書が宙に浮く
パッ、パパパパパパパパパパッ……!
その魔道手順書の周囲に無数の光の矢印が現れる
シュバッ、シュバッ、シュバッ、バババババババババババ…!!
光の矢印が乱射される
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ
1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ1のダメージ……
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1のダメージ×……!!
会心の一撃でもなく、クリティカルヒットでもない
誰にでも効くたった1のダメージ!!
何の変哲もないただのダメージ1を永続的に与えられる
攻撃手順
①誰にでも効くたった1のダメージしか与えることができない攻撃→②①に戻り繰り返す
【円卓ウロボロスハチノスの弾幕】
※それでも詰められてきた場合
ライン増設!
【黒い絨毯爆撃ブルートフォース】
攻撃手順
①誰にでも効くたった1のダメージしか与えることができない攻撃→②①に戻り繰り返す
これを【円卓ウロボロスハチノスの弾幕】と併用
こうすれば1×2以上!
並列処理およびブルートフォース(総当たり攻撃)の論理を転用
1ダメージの連射という基本アルゴリズムを維持したまま、火力を上げるために複雑な大技に逃げずに捨て単純な処理を多重化(マルチスレッド化)する!
1ダメージをn倍に!!
ドロブネ
「しょうがないなぁ、次の手順の1×2、1×4、1×nと並列化」
広範囲に総当たりし座標を割り出しターゲット補足したらそこの一点集中
ドロブネ
「んー更に、魔法使いを配達してもらおっと!ナンデモクエスト起動!これにより更に打撃をあたえる!」
魔法使いコス
「お!いいのキター!この隙間時間なら行きますわよ!」
配達員ドコデモ
「あんたコスさんかい?行くおおお!」
魔法使いイッパン
「おし!コスより早くついてぜい!ありがとよ配達員フツさんよ!これより攻撃に参戦する!」
オペレーター ホウコクネキ
「こちらエコーワンワン、コントロールワンワン、削り作業、依然、削り順調、更に削り開始。削り節です。アウト」
ドロブネ
「……」
アナリスト ケイソク
「よしよしよしよし!レイノアノ巨人削れてる削れてるー!それにしてもデカくて硬すぎだろー!だがゲージはガシガシ減ってるぜ!うっはー!」
ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1ダメージ1
ダメージ1×n!!
ドロブネ
「よし、更に横展開させて時間圧縮させるか…これより時間軸の操作をし工数10時間を1時間に圧縮手順に移行する!シジマチさん料金追加でお支払いしますので皆にコノ手順送信お願いします。はいコインとアメちゃんどうぞ」
ヤジウマー
「なーんだただの1人だと10時間かかる処理を、10人で1時間で終わらせる的なやつかー。禁断の時間操作魔法的なやつじゃないんかい!処理速度アップで巨人にゴリ押しするだけかよー」
魔法の理論と計算機科学の理論の呉越同舟!
ドロブネ
「シジマチさん。ミタちゃんまだ寝てるんでしょうかね?」
シジマチ
「あー…ミタメノミ昨日のオフにラーメンチョウナンジナンの二軒はしごして、チョメチョメゲームオブゲーム徹夜でしてたからねー…」
ピロリン
水晶板にミタメノミから
「イマオキターラーメンイコ」
———
続く
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