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たった一言、つらい僕を演じても

作者: Soraきた

想い出を「さよなら」に変えることは簡単だけど

「さよなら」を想い出にする勇気なんて

誰にもできないよね


いま僕たちの上で輝き続ける星たちのダンスを

この場でふたり見つめていても

別々の部屋で見つめることになっても

僕は焦りはしないよ


キミはたぶん昨日の夜あたりから

いや今日の朝、目覚めたときにはもう

「さよなら」に似たものを

決めていたんだと思う

そして僕に会うときまで

さよならに限りなく近いものに

変わっていったんだ


キミが用意した涙の数も

サヨナラのタイミングも

僕にはもう分かっているから

ここまでいっしょにいてくれたキミの

これ以上のやさしさに

僕の迷いは・・

ないよ


キミのありがとうのコトバを聞くのは

なんとなくつらく思うけど

たった一言、

僕はつらい僕を演じることになったとしても

ココロのままに

キミを好きでいたこと

ずっと思い出にしていくことを

昨日の夜くらいから

いや、今日の朝

目覚めたときから

いや、キミに会う少し前には

思っていたこと



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