01
鮮血、死、砕けた極次元――最後に視界に飛び込んできたのは、「完全な魔法少女」と称される若き女性が。極次元ごと瞬時に飲み込む業火を解き放つ姿だった。
「わあああああああっ!!!」
すべての輪廻の再起。
目を開けると、そこには果てしなく広がる宇宙の星々──そして、すぐ傍に座っている人物がいた。
「体の調子はどう? 今は動ける? ここは「世界ネットワーク」なんだけど、こんな所にどうして妹さんが?」
その時、彼女の横にはもう一人の少女がいた。見た目は自分と同年代くらいで、最も目を引くのはその豪華でドラマチックな衣装、そして月明かりのように美しい顔立ち。
「お姉さんに名前を教えてくれる? 姉ちゃんはるり、魔法少女なの。」るりはわざとらしく優しい“お姉さんモード”の口調で尋ねた。
「わたし……。」助けられたロリ少女は口を開いたが、何を言えばいいか分からないような表情を浮かべた。
「名前を忘れたのか……。じゃあ、ここで何が起きたかは覚えてる?」
「たくさんの人が来て……そして、たくさんの人が死んで……みんな、みんな死んじゃった……宇宙も、次元も、ああああああっ!!!……。」
完全にトラウマに苛まれた様子のロリ少女。るりは慌てて優しく抱きしめながら囁いた。おそらく、あの時の記憶があまりにも衝撃的すぎて、脳が自己防衛のために記憶を封印してしまったのだろう。
この世界の名前はリリシア、星、銀河と呼ばれています。宇宙、次元、無限の世界。
「んー……。名前を忘れちゃったんだったら、あたしが新しい名前をつけてあげようか? 『おい』って呼ぶわけにもいかないしね。」
「……ん。」その小さな声が、かすかに承諾の意思を示していた。
るりは本当にロリを誘拐する才能があるとしか思えない。こんな短時間で、たった今出会ったばかりの少女をすっかり従わせてしまうなんて。
「どんな名前にしようか……。」るりは少し考え込んだ。
「はるか!」
「これからあなたの名前は『はるか』だよ。いいかな?」るりの目はきらきらと輝いていた。
「わかった……はるか、この名前……とっても気に入った。」
「よかった…まずはここを出よう。友達のりんと合流するよ。」るりは嬉しそうにはるかをぎゅっと抱き締めた。
.......
はるか
るり




