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水面の月  作者: 久延毘古
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第1記              

 春の日差しが降り注ぐ日、一つの生命が誕生した。

 農家の次男として生まれた彼は両親からギネンと名付けられた。母は願う。元気に育ってくれればそれで良いと。父は思う。世界を旅し、多くのことを知るのだと。


 少年は元気に育った。普通よりも早く歩き始め両親を驚かせたが言葉を発するのは普通の者より遅かった。彼の兄は最初こそ大いにギネンを可愛がっていたが、今までより両親に構われなくなるとわかり初めて嫉妬という感情を覚えた。


そんなありふれた日常の中、ギネンは5歳の誕生日を迎えた。

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