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またまた手紙が来た

○京都、鴨川、秋


○京都、嵐山、秋

   紅葉がとても美しい。


○シネマ村、内

   撮影風景。


○同、大店街

   セット脇に6人が集まっている。


山本「久しぶりに変面から手紙が来たって?」

原田「そうなんだ、これ。まだ開けてない。

 皆に見せようと思って」


   皆、覗き込む。

   原田、慎重に手紙の端からめくる。


   『原田、久しぶりだな。我ら変面軍団は

   技に益々磨きをかけて次なる世界遺産を狙っている。

   心して待機せよ!準備が整ったら又連絡する。変面』


   手紙の文字がすっと消える。

亜紀「ああっ、字が消えた」

木村「世界遺産ということは?」


高田「清水寺とか金閣寺とか?」

太一「かなり大きいのと違う?」

高田「そう、かなり大きい」


山本「まだ何か分からん?とにかく兄貴には伝えておこう」

   皆、うなづく。


○京都府警本部、正面


○同、本部長室、外

   本部長室と書いてある。


○同、内

   デスクに山本本部長が座っている。

   出羽と亀山が立っている。


本部長「と言うわけだ。世界遺産ということで、

 金閣寺か清水寺が要注意だ」

出羽「金閣寺?」


亀山「清水寺?丸ごとと言うことはないでしょう?」

本部長「多分、本尊とか宝物だとは思うが、丸ごともありうる。

 前の事件も未解決のままだし、今度こそ尻尾を掴むんだ!」


出羽と亀山「ははっ、分かりました」

   二人、敬礼し去る。


○同、廊下

   出羽と亀山が並んで歩いている。

出羽「又追って変面から連絡があるというてたな?」

亀山「準備が整った時と言うてました」


出羽「その前に尻尾を掴もう」

亀山「どうやって?」

   出羽、亀山に耳打ちする。


○原田のアパート、外

   白い面をかぶった男が子供と話している。

   男、面と手紙を子供に手渡す。

   子供、うなづいてアパートに入る。

   

   

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