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猫雛物語  作者: 猫子
5/10

6話 ◆◆訪問◆◆

◆◆訪問◆◆

これはピヨが

僕の家に来た時の話…


雛「わぁー♪」


猫「…。」


雛「人の家ってたのすぃー!!」


ピヨの…

テンションが異常だ。


家に呼んだらあり得ないほど

ハイテンションなピヨ。

一体何があったのか。


雛「あのねあのね!昨日ね!お兄ちゃんがね!…」


猫「ちょ…落ち着け…

  大丈夫か頭…いや脳…」


僕がつっこんだが

シカトされた。

いや別にいいけど。


猫「せっかく招待してやったんだ、ゲームでもするか?」


雛「するする超する!!!」


…うるせえ。(漢字:五月蝿い)


とりあえず、太鼓の●人をすることになった。

これは僕の一番得意なゲームで、

今まで誰にも負けたことがなかったからだ。


猫「ふん…×ゲームつけるぞ?

  お題は勝った方が決める…いいな?」


雛「うん!いいよいいよ〜♪」


勝てるとでも思っているのか、

ピヨは楽しげだ。




………で。


猫『こいつ…強い!!』


ありえなかった。

この僕が…負けて…?



雛「あはっ…×ゲームだね…?」


あああああああ!!!


猫「いや…今のは初心者だし

  手加減してやったというかなんというか…」


雛「えー、じゃあ次はちゃんと…ね!」


負けなんて認めてたまるか!

次は絶対負かしてやる…


…で。


雛「じゃあ、×ゲームどうしようか…?」


猫「うん…」

『なんでこの人こんなに強いの…』


くそう…何?何なの?

怖いよこいつ…


急に強くなっちゃって…



雛「ねえ、ちゃんと×ゲーム受けなきゃ駄目だからね?」


猫「は、分かってるっつの!」


僕がそう言うやいなや、

おもむろにピヨが立ち上がった。


雛「猫…じゃあ、まずは…」


猫「あ…?」


軽く僕を見下しているピヨ。

そして、こう言った。


雛「私をもっと詰って下さい、って言ってみようか♪」


猫「んなっ…!!?」


何言ってんだこいつー!!!


しかしピヨはにこやかにこっちを見ていた。


雛「ほらほら…」


猫「は?何言って…?お前そんなキャラ?」


雛「いいから早く★」


猫「いやいや…え?それまじで言ってんの?」


雛「うちは嘘つかないよ★」


猫「い…嫌だっ…!!」


雛「敗者に拒否権はないよ★」


ピヨが


ピヨが


怖い…!!



ち、ちくしょう…

でも負けたのは、仕方がない…


猫「わ、分かった…私を…ゲボッッ!!!」


雛「な、何!?」


発作だ…

急なことで発作が起きた…


雛「つーかさ、猫…ちゃんとうちと目合わせて言わなきゃ

 もう一回言わせるよ…?」


猫「ちっ…うっせえな分かってるよ…」


これ本当にピヨなのか?

誰だよ…こいつ…


雛「さあ!ほら!早く!!」


猫「だーうるせぇ!!!い…今言うっつの!!い、いくぞ!

 も、も…、もっと…私、を…、なじっ…な…」


一呼吸置いて、


猫「詰ってくださ、い……だぁぁちくしょう!!!!」


雛「ぶっ…ひゃははははは!!!!

 む…ムービー撮って置けば良かったー!!」


猫「笑うな豚女ーー!!!」


そのあとも違うゲームでまた負けて、

いろいろM語を言わされました。

今日のピヨどうしたんだろうと思いました。




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