たんぽぱはおひるねまくら
『たんぽぽはおひるねまくら』
文:ギー・アビロー著/絵:ランメリア・スノーレン
『たんぽぽはおひるねまくら』は、妖精研究の第一人者であるギー博士と、その姪であるランメリア嬢の協力により作られた児童書である。
ある日のこと。
おひるねが大好きな妖精のホアとグーの兄弟は、黄色いたんぽぽが咲き乱れる小川沿いを歩いていました。するとそこには、怪我をした一羽のかわいらしい小鳥がかなしそうに泣き叫んでいました。
ユネ、と名乗るその小鳥は、どうやら旅の途中ついうたた寝をして群れからはぐれてしまったみたいです。
そこでホアとグーの二人は声を揃えてこう言いました。
「「みなかったことにしよう!」」
めでたしめでたし。
罪悪感なにそれおいしいの